「◯◯戦をやったら地獄」『ストロング本能』発売記念インタビュー!
去る2月20日、最新著書『ストロング本能』が出版されたばかりの“バカサバイバー”青木真也。反響も上々らしく、表面的にはご満悦な様子。今回はその話題を始め、3月31日に両国国技館で開催される『ONE』の日本大会の話など、多忙な日々を送る“バカサバイバー”に近況を聞いてみることに。もちろん今回も独自の見解が飛び出した。笑顔の数を増やす方法も含め、興味深い内容を堪能せよ!
(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
以下、今回の記事の一部を紹介
『ストロング本能』
「格闘技」の区分
「とっくに終わっている」
「◯◯戦があったら地獄」
『ストロング本能』
――ついに『ストロング本能』(KADOKAWA)が発売されましたね!
青木 はい。
――まだそこまで時間は経ってないですけど、手応えはどうなんですか?
青木 正式な発売は2月20日なんですけど、発売5日で重版がかかったんですよ。
――出版不況と言われる昨今、それは凄い!
青木 だから手応えはありますよね。今はスポーツ選手の本は売れる本が少ないから、そこは異例なんじゃないですか?
――いやあ、異例も異例。特例ですよ!
青木 嬉しいですね。
――そこに書かれているように、最近は人の話を聞いても、思わず否定から入ってしまう「老害」っぽい自分がいるので、そこはとくに身に沁みました(苦笑)。
青木 (否定から)入ります?
――入ることもありますよね、やっぱり。
青木 大谷さん(聞き手)は(格闘技界の)いい時代を知ってますからね。
――そうなんですかねえ?
青木 でも、それは仕事のやり方の話だから。
――「いい時代を知っている」というのと重なるのかわかりませんけど、最近、『RIZIN』から高田延彦統括本部長がご意見番になることが示唆されたじゃないですか。
青木 ええ。
――確かに大晦日の『RIZIN』を含め、テレビの解説でも批判があった。
青木 ええ。
――それでもフォローすると、「いい時代を知っている」からこそ、いまのリング上に物足りなさを感じているのが無意識のうちに出てしまっているんじゃないかと。
青木 (高田は)「格闘技」がそもそも好きじゃないですよね。最近の「格闘技」を勉強していないことがわかるし。
――う~ん。
青木 僕からすると小バカにされている気がしますよ。
――そういう意見があるのもわかった上で、やっぱり高田延彦がリング上にいた頃はヘビー級のファイターが主流だったわけだから、そこからするとどうしても小粒な選手同士の対戦にはしっくりこない部分があるんじゃないかなーと。
青木 デカいヤツ同士のぶつかり合いが面白いっていうのはわかりますよ。だけど、それと最近の「格闘技」を勉強していないのは別の話だから。
――まあ、そうですよね。
青木 (高田には)もしかしたら「格闘技」のファン以外の層に向けた役割があるんでしょうけど、だとしても解説席に座って、OBみたいな立ち位置で「格闘技」の面白さを伝えていくのなら、やっぱりもっと勉強しないといけないんじゃないですかね。
――そこは物足りないと。
青木 今のままだと不快ですね(キッパリ)。
「格闘技」の区分
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