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MMAにおけるボディロックの意味と練習のバランス。

1週間ぶりの更新になってしまいました。
それなりに忙しくしていたという言い訳をしますが、いつもと変わらない日常を送っておりました。記事を書けないほど忙しくなるなんてことはよっぽどではない限りないし、時間を作ろうとしていないだけなのだなと思っています。

毎日それなりに予定があったり、何かのお仕事をいただけています。
それは感謝でしかありません。ありがとうございます。

僕は仕事は断らないスタンスでやっていて、返事は「お付き合いさせてください」です。「仕事は選ぶ」とはまだまだ言えずです。無理にスケジュール調整をしてでもご一緒できる方法を考えるし、お忙しい方とお仕事させてもらうときは問答無用に合わせるようにしています。それが信頼や信用に繋がると思うし、格闘技でいえば日々の練習をコツコツ積み上げることに信用が集まるので、日々をコツコツやっていかねばいけないのです。

最近はコロナウイルスでイベントが中止になったりしていますが、格闘ドカタである僕は休まなくていいのであれば休みたくないです。単純に休めば実入りが減るわけですし、休んで時間を持て余すと色々と考えて辛いのです。ただ走っていたい。

まあそれはそれとして。
週末に行われた格闘技の試合映像をチェックし終わりました。UFCでディエゴサンチェスがファイトしていることに元気をもらって、ノアの鈴木秀樹対中嶋勝彦の試合に興奮して、相変わらずマット界は僕に元気をくれます。プロレス格闘技がなかったら人生に潤いがないよなあ。

技術的に思うことがあった試合があったので書いていきます。
パンクラスでの中島太一選手の試合です。試合順まで送ってください。

中島選手は競った試合で落としていることもあって、レコードが綺麗ではないのですが、運動能力の高さと攻撃力の強さの揃う実力のある選手です。身体能力だけでいえば国内のフェザー級ではトップなのではないかなと思っています。

今回の試合は所属も変更して、八隅コーチがセコンドについたことで堅実な戦術を立ててきました。勝たせる戦術を敷いてくるのは八隅さんらしいし、翌日練習で会ったときに「あの戦術は同意でした」とお伝えしておきました。中島選手の強みは四つ組みの強さであるので、そこを生かして攻めていくことは当然だし、打撃全盛の中だからこそ、打撃を生かす意味でも組み技が大事というのが僕の考えです。

ただ八隅さんと僕で話していて意見が合致したのが、あそこまでテイクダウンしたのであればフィニッシュできるはずの部分でした。僕はあそこからフィニッシュすることが多いので、なぜにフィニッシュに行かないのか不思議だし、自分にはわからない感覚です。なぜならば自分は普通にやっているから。

なぜボディロックからフィニッシュに至らないのか。

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