2021年試合がないことが確定的となるの巻。闘いの賭場から降りていない。
2021年試合がないことが確定的になった。
年内試合がない時点で4月29日に試合をして8ヶ月試合がないことが確定的になる。1年に1回のペースで試合をする同世代の選手もいて試合ペースは様々。僕はコンディションも良くて試合をしたいタイプだから試合がないことがストレスとなる。
2021年は1月4月と2試合できたわけだから試合ができている方だとは思うし、年齢とコンディションを考えたら試合が詰まるよりも年に1ー2回の試合ペースがいいのは理解はしている。ただそれはコンディションを考えてであって、青木真也の心身は闘いを欲しているのである。飢えている。年に3回でも4回でも試合がしたい。なかなかそうはなっていないのが現状で歯痒さを感じている。
ONEとは4月からここまでの間にアメリカで開催するからと就労ビザを取りに行くこともあったし、8月の試合(グラップリング世界一との無差別級の試合を快諾した)は大会自体が流れたし、MMAの試合はここで組むと言われて有耶無耶になったのが2回から3回はあって、精神の信頼関係の消耗は否めない。
試合が消滅したときはSNSの投稿で知るのではなく、発表前に連絡がほしいし、試合が組めなくなったときは組めなかったことと代替の案をほしいところではある。こちらはビザを取ったり、試合に向けたプロモーションのミーティングをしているのだから、そのくらいはしてくれてもいいとは思うが、文化の違いであって僕の甘えなのかなとも思わなくもない。
人の感情に対する尊敬や尊重がないのがアレだとは思うが、ここは感覚や文化の違いであって、感情に対してではなく経済的にしっかりしているのが尊敬や尊重だとした考えも理解はするので、不満の類の話ではなく、なかなか上手くはいかないねえと言ったところだ。まさに多様性の話である。
10月11月と青木秋山問答にVTJ乱入劇で話題も作っていて、1月と4月の試合は1Rでフィニッシュしていて、試合に向けたミーティングや試合のオファーまで来ているのに試合は組まれない。組まれない理由を知りたいと思うのが普通なことだとは思うのだけれども的を得た解答はもらえずにいる。申し訳ないと言われたところで、理由が分からなければ改善策が出てこない。理解できるポイントがないから何故が募るばかりである。そこに丁寧に上久保選手がSNSで暴れてたり、それに長南さんがアンサーソングを歌ったりするものだから、何故からくる不安を抱えない方が無理があるだろう。ウェブ上であれををやる意味は未だにわからない。まあお互いムカついたんだろうなってことだけはわかるが2人でやれよと思う。
この状況でも練習はできていて、仕事の幅もクオリティも上がっている。
心配してくれたり、青木真也をなんとかしたいと考えてくれることはありがたいが、青木真也は目の前にあることをコツコツとやって試合がない期間でも太っていけるのが格闘技選手として稀有な存在だから、その長所を存分に活かしてサバイブしていく。そこは心配いらない。
ここからどうしていくのかは自分でよく考えて、周囲に相談して決めていかないといけないと思っている。試合をする想定で試合を軸に作っていた生活スタイルを少し変えていかねばと思うし、他にやることの幅もまた広げていかなければと思っている。今でも十分に忙しくさせてもらってはいるのだけど、試合の代替となるやりがいを考えたら今以上のモノを探していく方向になっていく。ジッとしていられない人なのだ。
真面目に練習し過ぎるところがあるから、練習量を減らせるのは選手生活を考えてポジティブに働くであろうと思うし、自分の可能性を使い切る意味では焦りはあるけれどもスムーズにいくのかもしれない。
北野雄司と三浦崇宏は忙しいはずなのに青木真也抜きで青木戦略会議をしてくれる。ベーカリープロデューサー岸本さんは良いタイミングで食事に誘ってくれる。鬼澤院長は絶妙のタイミングで地域医療を支える医療人とは対極にある友人としてのメッセージをくれる。仲間に恵まれているようだ。青木真也がどうこうというよりも運がいいのだと思う。運だけは毎回良くて勝負所を落とさない星の下にいる。ホシはよく落とすが星は落とさない。大事なところを毎回落とす芸風の川尻達也さんに分けてあげたい。
とりあえず試合を待つ。いつどこで試合をするかは北野さんに任せるからよろしくね。試合が決まれば青木チームは一気に動くから大丈夫。クセは強いけれども優秀だと思うんですよね。青木チーム。そんなわけでコツコツやります。
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