はじめに合同会社アノードの入倉です。 今回、ChatGPTを使って完全自動で運用するAIニュースキュレーションWebメディア「BizAidea」(ビズアイデア)を開発したので、その方法や開発の裏側について公開してみようと思います。 概ね当初やりたかったことは実現できたのですが、思い通りにいかず仕様を変更したりあきらめたりしたものもありました。 もし読まれている方が、今後似たようなものを作られる場合のご参考になれば幸いです。 作ったものBizAIdea(ビズアイデア)
私自身がプログラミング未経験でエンジニアで就職した身なのですが、これまでの仕事上、プログラミング未経験でエンジニアを志望する方の面接を多く担当してきました。 (数えていないのですが、少なくとも数百名以上の方とお会いしたかと思います。) 対象の多くは新卒採用の学生なので、入社後のエンジニア研修も引き続き担当するケースが多く、面接時の印象とその後の成長の度合いを自分の中で確認してきたため、その判断軸に対してある程度の確信を持てるようになりました。 その判断軸が大きく3つあり、今
今回の記事は、すごいノウハウとか、主張などではないのですが、システム開発の仕事をする中で、たびたび頭をよぎるテーマについて、つらつら書いてみたいと思います。 それは私が業務系システムのパッケージ開発会社のエンジニアとして新卒入社して1年目の事でした。 大学時代の先輩に久々に会った際、こんなことを聞かれました。 「ビルやダムの建設ではそんなにトラブル発生しないのに、システムの開発はなんでこんなにトラブるの?」 先輩はWeb系企業の営業職に1年先に就職していたのですが、担当
もしあなたがエンジニアに開発を依頼する立場ならば、エンジニアの見積もり工数/納期が実際にかかった工数/納期と違って困ったことは無いでしょうか? また、もしあなたがエンジニアであれば、事前に確認された工数/納期に間に合わず、申し訳ない思いをしたことが一度は(何度も?)あるのではないでしょうか? システム開発における工数見積もりは、予見しにくい事象が発生しやすいことから、その難しさや精度の悪さというのはよく言われることなのですが、 ちょっとしたコミュニケーションの工夫で、納期
サービスや事業の開発を進める中のコミュニケーションで、相手が技術(またはプロダクトなど)を「手段」と捉えているのか、「目的」と捉えているのかを、もっと意識した方がいいなと思う場面が少なくありません。 サービスや事業において、例えば技術に対する意識は、ビジネスサイドの視点から考えると技術は「手段」、エンジニアサイドの視点で考えると技術が「目的」と、暗黙的に捉えられていることが多いように感じます。 この両者は対極的な見方なのですが、この視点の違いを認識されずにサービス開発や技
世の中一般的に「最新技術」というものは、常に「今までできなかったことができるようになった革新的な技術」と捉えられがちなのですが、ことIT/Web系の最新技術においては、そうともいえないなと思うことが結構あります。 IT/Web系の領域では「新しい技術」といわれるものが非常に多いです。 ここ最近ではWeb3.0やメタバース、ここ数年のスパンではAI領域など、最新技術とそれに立脚したビジネス/未来像は、様々なメディア上で絶え間なく取り上げられています。 それらメガトレンドに限ら