SKY-HI HALL TOUR 2022-八面六臂-感想まとめ
SKY-HIの八面六臂ツアーに参加しました。本編2か所、追加公演1か所、超・八面六臂2か所。SKY-HI歴まだ4年ぐらいだけど、今まで参加したツアーの中で一番楽しかったな。ラップ、歌、ダンス、演出含めた壮大な世界観、仲間達との絆、SKY-HIからFLYERSへの愛がこもったメッセージが詰まったツアー。
02/23 本編@仙台サンプラザホール
SKY-HIのアルバム「八面六臂」ツアー。公演数が少ない(7公演)上に、ザストバブルみたいなものでチケットの倍率が高くなっていることを感じています。先行で仙台しか取れず、一般で渋谷1日目をゲットしました。まあ行けるだけありがたい。
日高くんの口ぶりから演出に力が入っているとのことだったので、それも楽しみでした。果たしてPerfumeみたいなプロジェクションマッピングを使ったり、歌の世界とリンクした視覚効果が多用されたり見ごたえ抜群。バンドはもっちーさん(ドラム)、タクさん(ギター)、ヒロロン(DJ)とミニマムだったけど、BFQもいたし、久しぶりに華やかなステージを見ました。
OA(レイちゃん、ショウタ)含めて約3時間ですが、飽きることもだれることもない圧倒的なエンタメショーです。とは言え、私にとってはSKY-HIがただステージでパフォーマンスしているだけでも楽しくて仕方がないなとも改めて思いました。
「Dive To World」ではサプライズでTHE ORAL CIGARETTESのやまたくが登場。サングラスかけてたし遠目だったから、最初「ほんとにやまたく?」と疑ってしまった(笑)
RAGツアーで初めて聞いてすごく好きになった曲で、その時は日高くんが1人でずっと歌っていたけれど、やっと2人で歌っているのを生で見れて完成形が見れたような喜び。2人とも仲良しなのもあってすごくイキイキして楽しそうでした。
あと、過去のコラボ曲「カンタンナコト」を。初めて聞いたけど、オーラルっぽい疾走感のある曲で血が騒ぎました。やまたくが参加したのは仙台だけで、「カンタンナコト」は仙台のみのスペシャルナンバーだったのでラッキーだったな。(オーラルの仙台公演が近かったのでたまたま実現したのだと思われる。)
02/25 本編@LINE CUBE SHIBUYA
渋谷はDAY1に参加。渋谷のみ、Michael Kaneko、RUI&TAIKI&edhiii boiのゲストありでした。
・SKY-HIのライブはいつもエンタメだと感じます。バンドの編成パターンやダンサーの有無、演出などの要素もあるけれど、まず何より曲のタイプがバラエティーに富むので、組み方で空気をがらりと変えることができるのが強い。
今回も、まずは厳かな雰囲気の中でヒリつくようなラップや歌を聞かせるパート(1-7)、ポップなパート(8-10)、チル(11-12)、前半戦クライマックスのアゲパート(13-16)、箸休め(センテンス)、ダンスも見せ場の華やかなパート(17-23)、再びチル(24-25)、メッセージを伝えるパート(26-29)、エンディング(30-33)と緩急のあるショーでした。(パート分けは主観です。)
・渋谷のみ、「Tomorrow is another day」でコラボしているマイキー(Michael Kaneko)と、「14th Syndrome」でルイ、タイキ、エディが来てくれてめちゃくちゃテンション上がりました。「14th Syndrome」がアルバムの中でも一等賞のお気に入りで、4月の追加公演に彼らがゲスト出演することは公表されていたけれど、この日も来てくれるとは思いもよらず。
日高くんが「ため年の友達呼んでいい?」と前振りした時には、喜びもひとしおでした。メロディーとラップが爽やかで、14歳の3人(エディはもう15歳ですが)と、35歳の日高くんが横並びでワイワイする様子に高揚して清々しい気持ちになります。ザストファイナルの時に比べるとさらに進化していたのでは。
「what?」「ニューヨークさ」など語尾に皆で合いの手(アドリブ)を入れることでグルーヴが増していたし、BFQの4人も参加して賑やかなパーティー感が存分に出ていて、この曲の持つハッピーさが最大限に表現されていました。私もあそこに加わって合いの手入れたい(笑)
あと3人がそれぞれ歌ったりラップする時に、日高くんがヒナを見守る親鳥のような愛情で対峙しているのがたまらないなと思ったり。BMSGの社長として、彼らに保護者の目線と仲間目線を持っている日高くんなので、それがパフォーマンスにも表れていると感じて微笑ましくて。ライブで鉄板の「Double Down」「Snatchaway」からの「14th Syndrome」だったのも、なにこの楽しすぎる流れ!って余計にテンション上がったのでした。
そして今回はザストファイナルと違ってバンドがいたので、3人が歌い終わった後に「生バンドやばい」って興奮している様子を見て、そうか生バンドで歌うことが初めてなのかと思うとなんかもうそのフレッシュさが尊くて。そんな彼らの初めてを目撃できたことにも感動して。
日高くんも言っていたけれど、最初の舞台がぴあアリーナ、次が渋公だなんて、中学生でそんな大舞台に立つってどんな気持ちなんだろう?なんと素敵なことなんでしょう。
・今回のツアーは日高くんがずっとやりたかったと言うXR技術(VRやARなどを駆使)を取り入れたステージで、時に曲の歌詞とリンクした演出が印象的だったのですが、中でも「創始創愛」からの「アイリスライト」が最も心に残りました。
「創始創愛」では、ステージに設置された階段のてっぺんにSKY-HIが立って、歌詞に合わせたXR技術と共演しながら(煙、鳥、虎、人間などが出現)ストーリーを進めていくのですが、視覚的に詩の世界を強調することで、こんなにも曲の意思が伝わってくるものなんだなと実感。
現場で見ていた時はひたすらステージに引き込まれていましたが、翌日Huluで配信を見ていたら涙が止まらなくなってしまいました。
日高くんは、応援してくれる人がいるから自分は生かされているというようなことを言うけれど、それは嘘じゃないと思うけどリップサービスも多少はあるだろうと勝手に思っていて、でも今やっとこの人は本気でリスナーに対して真摯な思いがあるのかなって腹落ちしたというか、自分の中で色々と繋がって泣けてきたんですよね。
SKY-HIのファンになってほんの4年ぐらいで、何より曲とダンスが好きでライブがかっこ良くてファンなんだけど、ここ最近B-Townの住人として日高くんを追って来て、リスナーや音楽に対しての思いに筋が通ってるところが人間的にも好きだなと感じていて、当然それが歌詞にもリンクしているんだなって。
「『”僕が愛した君”が愛した僕』を愛してみるよ それが君が君を愛する理由になるなら」って、なんかすごい愛を感じる。すごいフレーズ。「創始創愛」ってタイトルのパンチに今さらやられる。
続けて「アイリスライト」で、
こう歌われちゃうとさらに泣けてしまったのでした。上辺だけで言われても冷めちゃうけど、この人は本気でそう思ってるんだろうなって思えるから響く。今このタイミングでようやくこれらの歌詞が私の身体に染み込んで来て、えらく心が震えたのでした(遅いよ!って話ですけど)。
バックに大きな一輪のピンクの薔薇の写真と、一面が淡いピンク色の照明で満たされていたのも涙腺を刺激する要素。
・仙台も渋谷も3F席と遠かったので、配信で表情をしっかり見れたのは嬉しかったです。昨日見た公演が、翌日配信で見れるって贅沢。
ついでにHuluで数年前のツアー映像も再生したんだけど、当時とこのツアーではSKY-HIの顔つきがもう全然違うなって、ちょっと衝撃が。覚悟がある、腹が座った、背負うものが増えた、っていうのが大きいのかな。凛々しく頼もしく芯があってピカピカしていて、でっかくて柔らかい、みたいな勝手なイメージ。
・アルバムからはコラボ色の強い「Oh s**t!!」「Holy Moly Holy Night」はやらず。ホリモリはライブで聞いたことあるので、「Oh s**t!!」もいつか聞いてみたいです。攻撃的でかなり好きな曲。
・オープニングアクトのレイコとショウタは、レディオマーブル(開演前BGMとして流れている、日高くんが1人2役を演じる架空のラジオ番組)のゲストというテイで登場。良いアイディア。
レイちゃんは超有名曲のカバーを。選曲がぴったりで伸びやかな歌声に聞き入りました。ショウタは持ち曲。「AURORA TOKIO」に癒されますね。本編では「me time」でSKY-HIと共演、昨年のRAGツアーでもスペシャルゲストとして渋谷で歌っていたけれど、コンビネーションがさらに良くなってる感じがしました。
・4月の追加公演もめちゃくちゃ楽しみ!
04/16 追加公演@東京ガーデンシアター
・配信を何回も見て、プレイリスト作って何度も何度も聞いていた大好きなツアーの追加公演、まさかの3列目センターで非常に浮かれてはしゃぎました!本編ツアーは2公演とも3階席だったので余計に。3階でも楽しいけど、でも今までSKY-HIのライブはたやすくチケットを取れてたし、幸いなことに席もそこそこ良いことが多かったので、この状況になんだかなぁという思いがあったのも事実です。最後にチケット運に恵まれたのは、立上げ当初からのB-Townアーキテクト民であるご褒美かなと勝手に解釈。ありがとうB-Town!
・本編と異なったのは、「Tomorrow is another day」の代わりに最新曲の「Bare-Bare」が入ったところだけ。流れもすっかり身体が覚えているので、慣れ親しんだツアーをなぞるように楽しみ尽くしました。
・日高くんのダンスに魅了されているので、至近距離でBFQと一緒に踊っている姿に圧倒されて、息をするのも忘れるぐらいに見入ってしまいました。放たれる熱量と輝きが容赦なくステージから降ってくる。
思えば、初めて日高くんのダンスを間近で見た時(SK'S session2にて)も、こんな感覚になったな。XR技術を駆使した視覚的な演出も素敵なのですが、私にとっては日高くんが情熱をまとって身ひとつで踊っているだけで極上のエンタメなのだと改めて感じました。
・特に真っ赤な照明が印象的な「Mr. Psycho」の妖艶さと迫力たるや。サビ前に、日高くんが片手を口元に当ててニッ!ってする仕草が好きで、それを間近で見れたのもテンション上がりました。「Blue Monday」でおどけた表情でパフォーマンスしてくれるのも楽しくて小躍り。
・「八面六臂」の中でも一番お気に入りの「14th Syndrome」を至近距離で見れたのが最も高揚しました。メインボーカルが入れ替わっていく楽曲で、メインボーカルに対して合いの手を入れるのが好きで(「ニューヨークさ!」「(SKY-HI)さん!」など)、ステージが近いと自分も一緒に合いの手を入れているような気持ちを味わえてたまらなかったな。この曲の持つピュアなエネルギーにはいつも心が浄化されて、清々しく晴れやかな気持ちになります。
イントロがなくいきなりルイの歌始まりなので、いつも下手からルイがパタパタと急いで登場してくるのですが、ただでさえステージ慣れしていないのに、一生懸命に走ってくる姿が可愛くて微笑ましくて健気で焼き付いています。
・「Over The Moon(目を合わせる人もいない)」も「One More Day(誰と話をしても不安だ 目が合わない気がするのは錯覚?)」も「仕合わせ(ラッキーは通りすがったりどっか行ったりで目が合わない)」もそうですが、日高くんの歌詞には「目が合わない」というフレーズが多い。
・最近発売されたSKY-HIのエッセイ本「晴れるまで踊ろう」に、ある時期に「自分が見られていない感覚がずっとあった、見られているのは違う自分で、お客さんとちっとも目が合っていない(要約)」という記述があったので、それが明確に歌詞に反映されているんだなと改めて思いました。でも今は、見られたい日高くんとしてステージに立てているだろうから本当に良かったよね。
・それから昨年のRAGツアーもそうだったけど、今までと違って「応援しています、あなたの背中を押します」っていうニュアンスのMCが印象的でした。これもエッセイ本の中で、「BMSG所属アーティストのお陰で、彼らがより良い人生を歩めるように応援したい気持ちが今まで感じたことがないぐらいに大きくなり、ステージに立つとお客さんのことも応援したくなる(要約)」と語っていました。
なるほど。社交辞令の応援を受けても冷めるだけですが、経験値を積んで変化した日高くんが心から言ってくれる言葉だからこそ、響いてきたんだと感じます。
・エッセイ本を読んで、今まで日高くんがMCやインタビュー、B-Townアーキテクトで話していることが、全て繋がって体にストンと入った感じがして面白かったです。初めて知る情報や、日高くんの考え方やメソッドも興味深く、自分なりに吸収できるところもあると思ったので、付箋をたくさん貼って繰り返し読んでいます。
・以下はライブの内容とは関係がなく、あまり気持ちのよくない話なのですが、公演後にネット上で一部のFLYERS(SKY-HIファン)が荒れているのを見かけました。ザストの影響で初めてSKY-HIのライブに来る人が増えたことで、客層やライブの雰囲気が変わり、一部マナー違反(興味のないアーティストのアクト中に対する無礼な態度など)もあったようで、それについての指摘でした。
さらにそこを勘違いしたと思われるSKY-HIが、下記ツイートをしたことでFLYERSが「違う違うそうじゃない~」と火に油のような事態に。一部のFLYERS=新規と思われるBMSGグッズ装備のマナー違反者について指摘、SKY-HI=FLYERSがBMSGグッズ及びそれを身に着けた新規ファンを否定していると勘違い、のような。すれ違い悲しい。
過渡期は仕方ないかなと感じます。確かに今回のツアーは今までと違って「BMSGグッズの人が驚くほど多いなぁ…っていうかFLYERSどこ行った?」とザストの影響を猛烈に感じたし、SKY-HIのライブが初めてという人がすごく多かったけど、ステージと自分は1対1だと思って全力で楽しむので初めての人が多かろうが自分は全然気にしないし、幸いなことに私は目に余るような失礼な態度の人を見かけませんでした。
個人的には、ザストファイナルではBMSGパーカーを着て参加できたことがとても誇らしかったのですが、SKY-HIのライブはFLYERSグッズを装着して参加したい派です。だって日高くんの「愛してるぜFLYERS!」って決め台詞が大好きだし、FLYERSの一員であることも誇らしいからですよ。
でも、SKY-HIのライブでBMSGグッズを着用しても全然良いと思うけど、BE:FIRSTのグッズはちょっと違う気はします。
この論争って、どこの界隈でもありそう。「ストレイテナーのワンマンでエルレガーデンのTシャツ着てるやつ、なんなん?」みたいなの、とてもあった気がする(笑)「ケバブスのワンマンでユニゾンTシャツ着ちゃうの?」みたいな。単純に持ってないから所縁のあるものを着ているだけなんでしょうけど、熱心なオタクから見ると「失礼じゃね?」って気持ちが芽生えるのだと思います。別に何着ても良いんですけどね。オタク(私含む)って面倒くさいからね!
エルレガーデンについては、爆売れし始めた頃にマナーの悪いキッズが大量に発生したので、目の敵にされていたような記憶。マナーの悪い客がそのグッズを身に着けていたら、「●●グッズのやつらは最低!」って攻撃されるのは当然。自分も好きなアーティストを背負っている時は見られていることを忘れないようにします。
新たに追加の「超・八面六臂」ツアーが発表されましたが(チケット取れた、やったー!)、今度はマナー違反の人が出ないことを願います。
07/18 超・八面六臂@仙台サンプラザ
「八面六臂」「追加公演・八面六臂」からの「超・八面六臂」。大好きなツアーなので、引き続き参加できることがとても嬉しい。
・「八面六臂」シリーズを現場で見るのは4回目ですが(配信でのリピートを含めるともっと見ている)、何度見てもその時々で違った感動が押し寄せます。OA含めて2時間45分だけど、集中力が途切れることもなく、最初から終わりまでずっと楽しくて幸せな高揚が続いて、ふと我に返ると「夢を見ているのかな?」って何度も思いました。そして毎回「創始創愛」でうるうるしてしまう。
・「超」のオープニングアクトは、edhiii boi、RUI、TAIKIの「14th Syndrome」に参加しているトリオ(ライブ当日時点でエディとルイは既に15歳)。
「14th Syndrome」は「八面六臂」の中で一番お気に入り曲なので、このツアーでも3人の姿を見れることを本当に楽しみにしていました。
本編ツアーと同様に、開演前に架空のラジオ番組「Radio Marble」が流れます。内容は本編と全く一緒でした(新しく録る暇などないだろう)。オーディション番組以降、SKY-HIのライブが初めての人が多いので、SKY-HIが1人2役(高い声と低い声に加工)で喋ってるってみんな気が付いているかな。オーディション番組と違って下ネタも喋ってるし(笑)
番組内で新人ゲストを紹介、というタイミングで3人が登場。3人名義の楽曲、ソロ、「Brave Genaration」を披露。
みんな初々しいな!15歳でSKY-HIと一緒のステージに立って、ソロ曲歌っちゃうところが本当にすごい。中でもやっぱりエディは度胸とかプロ意識が高いなぁと感じます。中の人は30歳ぐらいな気がするのよ(真顔)。
・ SKY-HIのセトリですが、前半の「Doppelgänger」「Persona」「F-3」、後半の「Limo」「Tokyo Spotlight」「Tumblr」がごそっと抜け、追加されたのは「Sky's The Limit」「ナナイロホリデー」、そして新曲が2曲ぶっこまれてびっくりです。超多忙の中でいつ作っているんだ。新曲1は、BMSGの仲間について歌っていたような記憶です。
あと衣装が変わっていました。「センテンス」挟んでからの衣装は、ラフなストリート系で可愛かったな。BFQもテイストを合わせていました。
・仙台サンプラザの作りは独特で半円形なのですが、ステージに向かって斜めに配置された下手の最前列だったので、近くて大興奮でした。B-Townありがとう!(もうやめちゃったけど)。有明も3列目センターで最高のお席でしたが、仙台の方がステージが低いので演者が近かったです。
「Over The Moon」や「Marble」など、SKY-HIがステージ中央に立って下手に顔を向けて歌う時に、まるで自分に向けて歌ってくれているような錯覚ができるラッキーな位置。
・今まで「Double Down」~「Snatchaway」~「14th Syndrome」という流れの高揚感がたまらなく好きだったのですが、今回は「14th Syndrome」の置き所が終盤に代わっていました。エディ、ルイ、タイキがオープニングアクトということもあり、特別感を出したかったんでしょうね。
若い3人とSKY-HIとBFQの4人がステージをところ狭しと入り乱れてはしゃぎ倒す、みずみずしいパワーが眩しくて、何度聞いても高揚が止まりません。ステージに近かったこともあり、ぶち上がっているところエディがファンサしてくれて余計にテンションMAXです。「うん、うん」と私の興奮に同意を示してくれるような穏やかな眼差しに包容力を感じてドッキリ。やっぱりエディの中の人は30歳ぐらいなのではないかと思いました(笑)
・SKY-HIのツアーはエンタメ要素が高く、構成が練られていて、特に今回は特殊な視覚効果をふんだんに取り入れていてゴージャス。でも何度も言いますが、私は特にエンタメな演出がなくても、RAGツアーのようにSKY-HIが身ひとつで歌って踊っているだけで大満足なんですけどね。
・SKY-HIも言及していますが、この日の仙台のお客さんはパワフルだし拍手もなかなか止まなくて、温かくてとても良いバイブスで満たされていました。
正直言うと、「八面六臂」「追加公演・八面六臂」では、オーディション番組バブルでSKY-HIを野次馬的に見に来たお客さんが多い、と言う印象をぬぐえませんでした。申し訳ないけどそれが本音。
ですが、「超・八面六臂」では、その段階を超えて「SKY-HIのファンになった人が増えたな!」とめちゃくちゃ肌で感じました。すごい。こんな風になるまで、もう少し時間がかかると思っていたのに。BMSGグッズ以上に、八面六臂やFLYERSグッズの人も多かったし。
好きな対象が急激に人気が出て、状況の(不本意な)変化に耐えるのって結構きついですよね。だからFLYERSとしてこの現状にほっとしました。プロデューサーの顔から興味を持った人達に、SKY-HIの本業を見せつけて、着実にFLYERSを増やしたのはさすがSKY-HIだなと思います。
あと1か所、国際フォーラムに参加できるので、めいっぱい楽しみたいと思います。
09/01 超・八面六臂@国際フォーラムA
・私にとって2か月ぶりの超・八面六臂、ついにファイナルです。5か所も参加できて幸せだったなぁ。
追加公演と「超」のチケットはアキテク先行で取りました(自分の中で応援スタンスが変わったため、現在はもうB-Townやめちゃいましたが)。地方(仙台)が良席なのはともかく(都会よりも倍率が低いので)、東京ガーデンシアター(有明)で3列目ドセンだなんて嬉しかったな。有明はけっこう他のライブでも行くけど、こんな良席になったことありませんよ。
前方のお席は、ファンサばっちりしてもらえるなどの楽しさもありますが、XR技術を駆使した世界観を楽しむなら後方ですね。仙台サンプラザは、3階でもステージが近くて演出も見えやすかったのですが、国際フォーラムの33列目からも、演出が美しく捉えられてどっぷり。表情はほとんど見えなかったけど。
・「超」で追加された「Sky's The Limit」ですが、仙台(前方の席)で見た時には感じなかった迫力が。「超・八面六臂」のロゴが飛び出してくるように見えるのね。演出は本当に見る位置によって受ける印象が違いますね。
そして今さら過ぎるのですが、「フリージア」の真っ赤な照明にやられる。白スーツの日高くんに、「いつもヒーローが来てる服は赤」の"赤"で白スーツに真っ赤なピンスポ当たるのに気づく。うわかっけー。
「Marble」は、歌詞に合わせて毎回色とりどりのピンスポットが降り注ぐのに見とれますが、歌い出しの「We got it black, white, yellow, red and blue」で、見事にそれぞれ黒、白、黄、赤、青に切り替えるのが見事だなーといつもうっとり。「Marble」好き。癒される。日高くんが軽やかに穏やかに伸びやかに舞って歌うのが好きなのよね。
・やっぱり今日も「創始創愛」にはやられてじーん。演出のビジュアルが曲の世界観を伝えるのに本当に効果的。
・ファイナルということで特別ゲストが2人。1人目は、本編ツアーでOpening Actを務め、「me time」でコラボしていたショウタ。今回は「Bare-Bare」を一緒に。どっちもショウタにぴったりのメロウなナンバーですよね(そしてどっちも「C COFFEE」の曲)。
・もう1人は、仙台にも来てくれたTHE ORAL CIGARETTESのやまたく。BFQの「センテンス」終わりで日高くんが登場し、いつものようにモッチさん(Dr)・タクさん(Gt)・ヒロロン(DJ)との掛け合いから、「…そんなことは俺にとってカンタンナコトさ!」からのやまたく登場に沸きました。
コラボ曲の「カンタンナコト」と「Dive To World」を。2人とも楽しそう、ステージが遠いから表情がよく見えないのが残念だったなー。仙台も3階で遠かったからなー。
やまたくが「BMSGの子たち、キラキラしてるぅー!」って言ってました。そうだろうよ。やまたくもキラキラしてるよー!(笑)
・仙台でも新曲2曲聞いて「良いなぁ」とは思ったのですが、改めて聞いて「えっ!めっちゃ良いじゃん!」って思いました。「I AM(アイアム)」の方は、BMSGのメンバーの名前が出てきますね。今日は「ケイスケ」さんの名前が出てくることにも気づきました。「アイ!アム!」って連呼してたのと、どなたかセトリ書いてくれてる人も「I AM」って表記していたから、この曲は「I AM」なのかな、と勝手に。
もう1曲は歌い終わった後に日高くんが「Dramatic(ドラマティック)」って言っていたので、そういうタイトルなのかな、と。BFQを従えての妖艶なダンスもかっこ良くて、こちらも早く音源化が待ち遠しい。
って思っていたら、12月にアルバムが出るというMCがあったので大喜びです。SKY-HI働き過ぎ問題ってのはありますが。
この日もあまり体調が良くなかったそうで、どうなるかと思ったと話していました。そんな不調なんて微塵も感じませんでしたけど。本番はアドレナリンやらドーパミンやらセロトニン(適当)が放出しているから大丈夫なんでしょうけど、本当にいつか倒れないか、それだけが不安。
12月には豊洲でRAGも開催されるとのことで大喜びです。やらないかと思っていたので。豪華絢爛な演出のツアーも良いですけど、RAGも大好き。
・「To The First」で終わるエンディングが本当に美しい。余韻。毎回1つの壮大なストーリーを見終わった時のような幸福感、満足感に包まれます。SKY-HIが色々と励みになること言ってくれて、最後に「愛してるぜFLYERS!」って言ってくれるのが本当に感激するのです。定型文の決まり文句だけど、1つのエンタメショウのラストにこの上なくマッチする決め台詞だなぁと感動するし、FLYERSとして自己肯定感が上がる気がする。