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2022年2月ライブ記録(SKY-HI/くるりほか)

09. 02/11 くるり結成25周年記念公演「くるりの25回転」@東京ガーデンシアター

くるり25周年おめでとう!大阪と東京で2公演のみ開催された記念公演です。私は東京に参加。総勢12名参加、照明もアートで美しく、1部・2部に分かれた長丁場のスペシャルステージでした。

特に身構えずいつも通りの気持ちで参加しましたが、1曲目がいきなり「ランチ」だったので、今日が特別なステージであることを思い知らされてニヤニヤしてしまいました。聞いたのいつぶりかしら。


セトリをナタリーから拝借。

01. ランチ -- 1st Al「さよならストレンジャー」1999
02. 虹 -- 1st Al「さよならストレンジャー」1999
03. 窓 -- 2nd Al「図鑑」2000
04. 惑星づくり -- 2nd Al「図鑑」2000
05. ばらの花 -- 3rd Al「TEAM ROCK」2001
06. ワンダーフォーゲル  -- 3rd Al「TEAM ROCK」2001
07. ワールズエンド・スーパーノヴァ -- 4th Al「THE WORLD IS MINE」2002
08. 水中モーター -- 4th Al「THE WORLD IS MINE」2002
09. Morning Paper -- 5th Al「アンテナ」2004
10. ロックンロール -- 5th Al「アンテナ」2004
11. The Veranda -- 17th Sg「Baby I Love You」 B面集「僕の住んでいた街」2005
12. BIRTHDAY -- 6th Al「NIKKI」2005
【休憩】
13. ジュビリー --  7th Al「ワルツを踊れ」2007
14. アナーキー・イン・ザ・ムジーク --  7th Al「ワルツを踊れ」2007
15. さよならリグレット -- 8th Al「魂のゆくえ」2009
16. pray -- 20th Sg「さよならリグレット」B面集「僕の住んでいた街」2008
17. 魔法のじゅうたん -- 9th Al「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」2010
18. everybody feels the same -- 10th Al「坩堝の電圧」2012
19. o.A.o  -- 10th Al「坩堝の電圧」2012
20. loveless -- 11th Al「THE PIER」2014
21. There is (always light)  -- 11th Al「THE PIER」2014
22. 琥珀色の街、上海蟹の朝 -- EP「琥珀色の街、上海蟹の朝」2016
23. ふたつの世界 -- 29th Sg「ふたつの世界」2015
24. How Can I Do? -- 12th Al「ソングライン」2018
25. ソングライン -- 12th Al「ソングライン」2018
【アンコール】
26. 心のなかの悪魔 -- 未発表作品集「thaw」2020
27. 潮風のアリア -- 13th Al「天才の愛」2021

気になってwikiで出典を調べたけど、やっぱり見事に時系列に並んでいます。ただ並べただけなのに見事に1つのエンターテイメントになってるのって、「すごいぞ、くるり」。
こうしてセトリを見ると、自分がどの時期のくるりにお熱だったのかよくわかります。私はいわゆる第2期からのファンで、初めて行ったライブは岸田、佐藤、もっくん、達身(サポート時代)の4人編成で「THE WORLD IS MINE」を引っ提げた「くるり ライブツアー2002 ~うんぽこどっこいしょ~」でした。どのアルバムが好きか問われたら、2nd「図鑑」3rd「TEAM ROCK」4th「THE WORLD IS MINE」5th「アンテナ」辺りがすごく好き。ファンになりたての頃の前のめりな情熱も含めて思い入れが強い。だから10曲目まで夢見心地でした。だってまさか「惑星づくり」をまた聞けるだなんてこれっぽっちも思っていなかったので。ピコピコサウンドが心地良いナンバーですが、今回は管弦楽器も含めた編成なので、ゴージャスなアンサンブルとなっていてめちゃくちゃ痺れました。

「ワールズエンド・スーパーノヴァ」も機会さえあればいつでも聞きたいと常々望んでいたので心からぶち上がりました。最近のくるりのお客さんは、メンバーと共に大人になり、初期の荒々しいサウンドにあまり馴染のない若いお客さんも多いので、会場の空気的に最初からほぼ着席スタイル。でも立っちゃダメだなんて言われていないので、立っている人もチラホラ。私は「ワールズエンド・スーパーノヴァ」で座っているのが我慢できず立ち上がりました。アリーナの10列目ぐらいだったんだけど、ちょうど私の視界には誰も立っている人がいなくて(横とか上とかはいた)、ステージのメンバーも私が衝動に駆られて立ったのを見て嬉しそうに見えたし、障害物がなくてこんな見晴らしの良い景色ある?って面白かったな。その後も立ったり座ったり、自由に楽しめる大人の空間なのも、様々な音楽性を持ち幅広いファンを獲得している今のくるりを表しているなと思って愉快でした。

逆に後半戦になると、圧倒的に曲の記憶が曖昧(笑)「わ、この曲久しぶりー!」という感動はあるものの、「どのアルバムに入ってましたっけ…?」ぐらいの怪しさ。10th「坩堝の電圧」11th 「THE PIER」辺りはあまり熱心に聞いていない時期です。くるりに限らず、長くファンやっているとそんな時期もあります(そして12th「ソングライン」で盛り返した)。

岸田氏が「くるりにしては人気の曲をやっています」と言っていたけど真意は不明(笑)多くの人が言及していましたが、「東京」「HOW TO GO」を始めとする人気のシングル曲をあまりやっていないような。まあどのバンドもそうですが、キャリアが長くなると何が「人気の曲」なのかわからない、正解はない、お客の数だけ人気曲はあると思っています。有名曲、代表曲はまた別として。他に聞きたい曲があったのも確かですが、でも久しぶりに聞けた曲もいっぱいあったわけだし、何よりくるりの誠意と感謝の気持ちをヒシヒシと感じる記念ステージだったので、選曲はあまり関係なくて、何やっても優勝。Twitterのハッシュタグ 「#くるりの25回転」を眺めていたら、みんなそれぞれの形でくるりと出会って一緒に生きて来たんだなぁとちょっと泣けた来たのでした。

ファン歴が長くなると、細かい活動まで追わなくなるけど、新譜はチェックするし、たまにライブ行って「ああこれこれ、ここは私のホームだなぁ」って安心できる。だって好きな曲はずっと好きだし、好きなバンドはやっぱり好きなままです。そんな場を絶やさず転がり続けてくれるくるりに感謝の気持ちが溢れるライブでした。こちらこそこれからもよろしくお願いします。嬉しかった、ありがと!

10. 02/20  髭「2022 Opening Flag」w/ドミコ@渋谷クアトロ

面白い組み合わせだなと思って参加。周年イベントでジャニスがブッキングして初対バンしたことがきっかけだと斉藤さんが話していました。なるほど。髭ちゃんはコロナでやばくなり始めた頃のキネマ倶楽部、ドミコはおととしのベイキャン以来でしたが、それぞれ全く違う個性が炸裂していて良き対バンでした。

ドミコのライブは3回目だけど、見る度にかっこ良さが更新。ライブアレンジが自由で生き物みたいにその場の熱で変化していく。ギター&ドラムセッション、どこまで広がるんだろう?ってワクワクが止まりません。ドラムがギターに向いてセッティングされているから、セッションになると2人の世界って感じで面白い。ひかるくんはルーパーの魔術師ですね。ギターがベースにもなるし、エフェクターの音も強烈で面白いし、聞き惚れてしまいます。

髭ちゃんは、相変わらずスト―さんが天真爛漫にステージングする様子に本当に癒されるし、メンバーそれぞれフリーダムながらも大きな1つのうねりが当たり前のように作られていく様子に感動する。面白いバンド。「Acoustic」聞いたの相当久しぶりだけど(10年とか?)、やっぱり好きなものは体に染み付いているので、またこうして聞けて生きてて良かったなとしみじみしてしまいます。

クアトロ来たのも3年ぶり。座席ありのクアトロなんて初めてだよ。ニオイすら懐かしかったよ。クアトロ大好きです。新木場やZepp Tokyoもかなり行ってるにも関わらず閉館は特に悲しくなかったですが、クアトロが無くなるとしたら泣きます(そんなことは起きないと信じてる)。PA横で見たのですが、高さ十分で視界良好、後ろは人口密度も低くて快適でした。私は小さいライブハウスが好きなんだなと実感。

11. 02/23 SKY-HI HALL TOUR 2022 -八面六臂-@仙台サンプラザホール

こちらにまとめました。

12. 02/24  SHE’S in BUDOKAN@日本武道館

SHE'Sの初武道館。好きだけどワンマンは行ったことがなくて、初ワンマンが武道館となりました。ユニゾンの初ワンマンに参加したのも武道館で、その時も思ったんだけど、嬉しそうなバンドとファンをちょっと遠くから眺めて幸せをお裾分けしてもらったような感じがして、こういう特別な空間に居合わせることができるのってありがたいな。「Curtain Call」で客電がパァって点いた時に、ちょっとうるうる来てしましました。そもそも入場前にルコしゃん(少し前に天国へ旅立った井上家のお犬様)からのお花を見た時点で涙腺がゆるゆるになっていたけれど。
メンバーの精魂込めた演奏と、ありがとうが伝わってくる特別なMCも良かったです。竜馬くんいつも以上に振る舞いがロックだった気がする。私の席が、たまたまメンバーのご家族席の隣だったので(会話の内容とかMCへのリアクションから確信)、勝手にエモーショナルになっちゃったよ。息子が武道館のステージに立つってどんな気持ちなんだろう?って。

13. 02/25 SKY-HI HALL TOUR 2022 -八面六臂-@LINE CUBE SHIBUYA

こちらにまとめました。



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