エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その91 謎の声
数年前・・・
僕はエイブラハムの教えに感動した。そして、学んだことを発信しようと思っていた。
マッキー:スピリチュアルって、とっかかりにくいジャンルだよな~。
そもそもスピリチュアルっていう響きが怪しいもんな~。
こんなもん物理や科学のジャンルだろうけどな〜。
もっとエイブラハムを知る人が増えたらいいのに。
漫才やコント風ならどうだろう?
笑いやネタ要素が少しでもあれば、入り口としては入りやすいんじゃないか?
そうして生まれたのが、「エイブラハムをかじっただけの男と弟子」
その当時のキャラクターの名前は「先生」と「弟子太郎」
でも、その発信は長くは続かなかった。
マッキー:しんどっ!!ネタや笑い要素を入れながら、教えについて書くのは、文章が膨大な量になるわ!!
俺、いったい誰のために書いてるんだろ?
誰のためにもなってないんじゃないか?
こんなの誰も求めてないんじゃないか?
やめよっかな~。
そして「エイブラハムをかじっただけの男と弟子」シリーズは18話で終了した。
~~~~~~~~~
2023年
年末・・・
心の中で声が聞こえる気がした。
謎の声 :出せ。俺を世に出せ・・・。
マッキー:・・・。
とりあえず、その声をガン無視した。
マッキー:今年はいろいろあったな~。いろんな出会いがあったわ。来年はどんな年になるんだろうなぁ。
正直、今年は俺の人生に大きな体験はあったけど、大きな変化はなかったな~。
来年も変わらない1年になるのかな~。
俺の人生、このままでいいのかな。
このまま、一生を終えるのかな・・・。
謎の声 :オイ、出せ。俺を世に出せ。聞こえてんだろ?オイって。無視すんな。
マッキー:・・・。
~~~~~~~~~
2024年
今年の初め・・・
マッキー:今年もまた、変わらない日常だな。
まぁ、現状に満足はしてる。
でも、なりたい自分があって、夢もあるのになぁ。
今年こそ、その夢を叶える年になってもいいんじゃないか?
謎の声 :オイ、オイって。俺を出せって。
マッキー:だぁー!うるせーなー!!しつこいぞ。俺を出せって何だよ!お前誰だよっ!?
謎の声 :やっぱ聞こえてんじゃね~か。俺はエイブラハムをかじっただけの男だ。
マッキー:お前・・・先生か?あのシリーズは終わったんだよ。やめたんだ。
しんどいんだよ。わかるだろ?
誰も求めてなかったんだよ。
謎の声 :わかるよ。でもお前、ずっとエイブラハムが好きで学んできたんだろ?
夢があるんだろ?
俺にも夢があるんだ。俺の夢と、お前の夢、一緒に叶えようぜ。
マッキー:いいか、あのシリーズは好きだ。俺はおもしろいと思っていた。でもな、世の中は誰も求めちゃいなかったんだよ。
謎の声 :そこだっ!お前、誰かのために書こうとしてないか?お前自身のために書くんだよ。
世の中のために書こうとするからしんどくなるんだ。
お前が面白いと思うことを、自由に書いたらいい。
書くことを楽しめ。
マッキー:自分のために書く?でも、どうしても内容が長くなる場合はどうしたらいい?書いてて、しんどいぞ。
謎の声 :途中で切ればいいさ。つづくって書いて次に持ち越(こ)せばいい。
マッキー:でも、それだとエイブラハムの教えが少なくならないか?教えが少なくて、ネタが多い回が出てしまうだろ?
謎の声 :それでいいじゃないか。ネタだけの回があったっていい。
マッキー:ネタだけの回?確かに・・・盲点だったわ。
謎の声 :お前が面白いと思うものを、思うままに書いたらいい。周りは気にすんな。
マッキー:でも、誰にも読んでもらえないなら、何をモチベーションに書いたらいいんだ?
謎の声 :それは、今までエイブラハムを学んだお前ならわかるはずだ。書いているその時間をただ楽しむんだ。
それだけいい。
マッキー:んなことはわかってる。本当は俺だってわかっていたんだ・・・。もう一度・・・やってみるか。
謎の声 :とりあえず、100話書いてみろ。
マッキー:100話っ!!?
謎の声 :いいか、お前はヘタレだから、すぐにやめようとするだろ?
結果が出ようと出まいと、とりあえず100話だ!
100話書いても、お前の人生には何の変化もないかもしれない。
それでも、いいんだ。
100話を目指せ。
100話を達成した時に見える景色がどんなんかは、達成したお前にしかわからない。
マッキー:100話を達成した時の景色・・・。
どんな景色にしろ、やってみなければ見ることのできない景色だな。
わかった。約束するよ。100話を目指す。
目標があればやっていけそうだ。
謎の声 :「エイブラハムをかじっただけの男と弟子」一緒にリベンジしようぜ!
つづく
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