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おとうさんからたいせつなきみたちへ 28 「君が決めることができる」

真実は君が決めることができる

この世界の真実、それはそれぞれに決めることができる。
それぞれが信じた世界を体験するようになっているのがこの世界の仕組みであり、真実だ。
例えば、「人生は辛いものだ」と信じている人は、生きている中で「人生は辛い」という証拠が与えられ、その現状を生きることになる。
何かが自分の身に起きた時に、不満を言ったりするだろう。そしてこう思う。「ほら、やっぱり人生は辛いんだ」と。
自分が体験したわけでもないネガティブなニュースや噂話に対してネガティブな反応を示し、より自分の中でこの世界をネガティブにとらえることになる。

逆に、常に「幸せだ」と言っている人は「幸せ」な証拠に囲まれて生きることになるだろう。
道に咲く花や、人の笑顔、晴れた空、時には雨の音でさえも、ポジティブにとらえ、その幸せの中を「ラッキー」と解釈し、生きることができる。
両者は世界をとらえるチャンネルが違う。
波動が高くポジティブに世界を観ている人はネガティブを体験することが少なくなる。
すべては自分がどの波動にチャンネルを合わせているかだ。

そして、どんな世界を生きるのか、それを選択する力はみんなに等しく与えられている。

だからこそ、君もどんな証拠の中を生きていくのかを選択することができるんだ。
そして、決めたこと。信じたこと、君が持っている概念が証拠となり、真実になっていくんだ。

この両者のどちらが良くて、どちらが悪いということではない。どちらとも生きていく中で貴重な体験ができるだろう。

エイブラハム、そしてバシャールもこう言っている。
「あなたたちは自由な存在だ」と。君にはこのことを忘れないでいてほしい。君は自由な存在なんだ。

そしてこの自由というものについてバシャールはこうも言っている。
「あなたたちは自由な存在だ。どのくらい自由かというと、不自由を選べるくらい自由なのだ」と。

君が確信した世界を君が体験することができる。これほどの自由はない。
この本で書かれていることでさえそうだ。この教えは本物なんじゃないかと君が思った時、君はこの現実創造の世界を体験できるだろう。
もちろん、この教えを否定的に感じた場合もそう。この教えがウソだという証拠を体験することができる。

君は選び生きることができるし、ここまで選んだ真実の中を生きてきたはずだ。
そして、これからも君が望む未来を選び存分に生きてほしい。

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