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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その97 夢を叶える物語

ソ ラ :先生、マッキーさんの夢が叶いましたね。マッキーさん、よかったですね。

エス太 :あぁ、そうだな。でも、アイツはまだその夢の途中だ。
最初の1歩を踏み出したに過ぎないんだよ。

ソ ラ :そう言えば、このシリーズの「その1 はじめに」の中で、
「これは、どこにでもいそうな、ごく普通の男が夢を叶えていく物語です。」
って書いてましたよね?

エス太 :そうだな。

ソ ラ :僕の夢、まだ叶っていませんよ。もうすぐ最初の目標である100話を目の前にしているってのに。
ここから、僕の人生は大逆転するんでしょうか?

エス太 :ここに書いてある、「ごく普通の男」ってのはな、マッキー自身のことだよ。
だから、マッキーはあえて「ソラ」という書き方をせず、「ごく普通の男」という書き方をしたんだ。
マッキーは、このシリーズを通して、いつか、自分の夢を叶えようと思っていたんだ。
そして、自分が夢を叶えることで、誰かに勇気を与えられると思った。
この物語は、マッキー自身の現実とリンクした物語だったんだよ。

ソ ラ :そうだったんですね。
先のことなんてわからなかったはずなのに、マッキーさんは相変わらず不器用なギャンブラーだなぁ。

エス太 :ソラ、もちろんお前もこの物語を通して、ちゃんと成長している。
お前が、自分を、そしてこの世界を、1歩ずつ愛せるようになっているのを俺は知ってる。それは、大きな1歩なんだ。

ソ ラ :確かに。マッキーさんを間近で見てきて、自分もいつか夢が叶うと信じられる気がしてきました。この世界の温かさにも触れた気がします。

ところで先生、エイブラハム大先生や、マッキーさんのメンターは、自分の過去について話すことをあまりおすすめしてなかったですよね?
ネガティブな過去について語ることは、誰かの波動を下げてしまうだけだから、誰のためにもならないって。
マッキーさん、バリバリ書いてるじゃないですか!!

エス太 :こういうところのダサさがアイツらしさだな。
でもな、このシリーズは、ただエイブラハムの教えを書くだけじゃない、マッキーが夢を叶えていく物語なんだよ。
ごく普通の男の物語なんだ。

ソ ラ :なんだか、不器用な生き様がマッキーさんっぽいですね。

エス太 :そして今、何人かの方がマッキーを「ティーチャー」だと言ってくれた。
これ以上にアイツに響く言葉はないよ。
確かにアイツは不器用だが、それでも少しずつ前に進んでいるんだ。

ソ ラ :ここから、マッキーさんの人生はどう展開していくんですかね?

エス太 :さぁな~。それは、誰にもわからないさ。

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