エイブラハムをかじっただけの男と弟子　その４３　決着

前回のあらすじ
エイブラハムー１グランプリに出場したエス太は、エイブラハムの教えを日常生活に取り入れ、着実にハムポイントを重ねていく。
おもむろに取り出したノートとペン、彼はいったい何をしようというのか。

ソ　ラ　：マッキーさん、このノートとペンを使い、エス太選手はいったい何をしようとしているのでしょうか？

マッキー：おそらく「感謝ノート」ですね。気分のいい状態で感謝ノートを書くことは、とてもいい引き寄せになります。
日常の中で感謝できることを、「書く」という行為により、よりフォーカスを強めることになるので、さらに気分がよくなり、感謝できることが引き寄せられるといった感じですね。
まぁ、見ていてください。

ソ　ラ　：なるほど。エス太選手、早速書き始めましたね。
これは・・・？犬・・・ですか？猫？いや、サルですかね？
どうやら、ただ、絵を描いているようですね。絵心がなさすぎて、なんか、ヤバい生物に見えます。

マッキー：・・・。

ソ　ラ　：ただの気持ち悪い絵でした。えぇっと、マッキーさん、たしか感謝ノートがどうとか言ってましたが・・・？

マッキー：直感に従って、絵を描くということは、素晴らしい行動ですね。ハムポイント高いですよ。

ソ　ラ　：マッキーさん、今の解説を全てなかったことにしてる。
あ～、顔が赤いわ。まぁ、あんだけ感謝ノートについてカッコつけて語ってたから、さぞハズかしかったでしょう。
さぁ、競技はつづいていきます。
昼食を終えたエス太選手。ここで、エス太選手の得意技「昼寝」だ～～！！

マッキー：昼寝はいいですね。多くの人が日常生活の中で、抵抗の思考を持ってしまいます。それをリセットするツールとして昼寝は有効ですよ。

ソ　ラ　：そうなんですね。さぁ寝起きにまた、瞑想を始めているぞ。

マッキー：寝起きすぐの瞑想は素晴らしいですね。
「昼寝」と「瞑想」、この２つはいい人生を送るためのルーティンとして、とても強力で、例えるなら・・・アレです。
例えるならですね・・・お弁当の・・・「ウインナー」と「卵焼き」のような、そんな感じのアレです。

ソ　ラ　：そうですか、二度と例えないでください。
そして、パソコンで仕事を始めましたね。時おりカフェオレでゆるみ時間を堪能しております。
夕方からは、子供たちとお風呂に入り、家族との夕食を終えて、比較的に幸せそうです。

マッキー：ほっこりタイムを量産していますね。ハムポイントを荒稼ぎしています。

ソ　ラ　：そして、寝る直前にまた、瞑想をして、フィニッシュです！！無事闘い終えました。

マッキー：いいフィニッシュでしたね。
朝起きてすぐは前日の寝る前の思考が活性化しやすいですからね。
夜、寝る前に１日の抵抗の思考を静め、波動を高く就寝することで、次の日の起床時にネガティブな思考が活性化しにくくなります。

ソ　ラ　：さぁ、結果を待っております。

マッキー：緊張しますね。

ソ　ラ　：結果がでました！！エス太選手、１９８.５ハムポイントっ！！優勝です！！やりましたニッポン金メダルです！！

マッキー：ニッポンやりましたねー。かなりの高得点です！！スゴいわ！！

ソ　ラ　：スゴいぞエス太選手！！闘い抜きました！！
おぉっとこれは・・・ウイニングドヤです。エス太選手ウイニングドヤ顔を会場に投げ掛けています。

マッキー：この顔、めっちゃ腹立ちますね。一瞬で嫌いになれますね。

ソ　ラ　：会場からもブーイングの嵐です。

つづく