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おとうさんからたいせつなきみたちへ 16 「瞑想と波動」

瞑想と波動

エイブラハムがおすすめしている習慣が「昼寝」と「瞑想」だ。
これは大切だから覚えておくといい。

いいか、この世界はすべてが波動の世界だ。
幸せな体験をしたければ、自分の波動を上げることが一番手っ取り早い。
なぜなら、同じ波動同士が共鳴し合い、その周波数に合った体験が引き寄せられるからだ。
君が幸せな体験を引き寄せたければ、先に幸せになること、幸せを感じることが重要だ。そうすれば同じ波動の物事が君の波動に共鳴し、引き寄せられてくる。
これは引き寄せの法則の原理原則だ。

ただ、お父さんや君も、日常生活を過ごす中で、必ず、抵抗やコントラストを体験する。
その度に、無意識にも波動は下がったりするんだ。
例えば、テレビやネットから何となく入るネガティブなニュース、人の振るまい、噂話、こんな些細ささいなこともすべてが抵抗となっている。

エイブラハムは波動を上げる最も簡単な方法として、瞑想をすすめている。
瞑想と聞くと宗教的に感じたり、難しそうと感じたりするかもしれない。
でも、世界的に有名な企業家のスティーブ・ジョブズも瞑想をしていたという話もある。
それくらい、今や瞑想は多くの人が日常生活に取り入れていたりする。

なぜ、瞑想が良いのか。
エイブラハムはよくワインのコルクを例えに使って説明する。
ワインのコルクを水に浮かべると、水面に自然に浮かぶ、それを、指で押して沈めようとする。するとコルクは沈んでいく。
指を放すとまた自然とコルクは浮かび上がるよな。

コルクは「波動」を表していて、それを沈める指は「抵抗」を表している。
これは我々が抵抗の思考を静めると、自然と波動が上がっていくことを説明しているんだ。

つまり、瞑想とは思考(抵抗)を静めることなんだ。

難しく考えなくていい。ただ、ボーっとしている時、君は瞑想状態にある。その時に君の波動は上がっているんだ。

瞑想のやり方についてだが、君が楽な姿勢を取ること、この姿勢に決まりはない。椅子に座ろうが、あぐらをかいていようが、寝転がっていようが、立っていようが、走っていようが、君がボーっとしてリラックスできる姿勢なら何でもいい。
そして、ある一定の音に意識を傾ける。それは自分の呼吸の音でもいいし、エアコンの音でもいい、蛇口から一定のリズムで落ちる水の音でもいい。
その音にはポジティブもネガティブもない。ただその音があるだけ。その何でもない音に意識を集中しリラックスする。
そしてゆっくりと深く呼吸をする。

最初は、様々な思考が浮かんでくるかもしれない。その思考に抵抗せず、もう一度、意識を特定の音に戻す。
この繰り返しが瞑想のやり方だ。

エイブラハムをチャネリングしているエスターでさえ、思考が浮かんでは特定の音に意識を戻すの繰り返しで瞑想しているそうだ。

この瞑想を15分から20分間程度行う。できなければ数分でも構わない。
瞑想は一日に何度行ってもいいが、できるなら、朝起きてすぐと夜寝る直前がおすすめらしい。

朝起きてすぐに瞑想し波動を高め、一日をスタートさせる。しかし、一日を過ごす中で様々な抵抗が働き、夜寝る頃には、色んな思考が君の頭の中で活性化しているだろう。その思考を静めて、波動を高く眠りにつく。
そして、また朝がくる。朝起きてすぐは寝る前の思考が活性化しやすい。だからこそ、寝る前に思考を静め、抵抗を手放しておくことで、リセットされた状態から朝を迎えることができる。そして朝起きてすぐに瞑想し、波動を高めて一日をスタートさせる。この繰り返しで日々波動が高くなっていくんだ。

瞑想のメリットは抵抗のある思考を手放すことにある。
抵抗のある思考を手放した時、君の波動は自然と上がるようになっているんだ。

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