誰かの死を意味づけるということ
2004年のインドネシアのスマトラ沖地震では、当時の人口26万人のうち、約6万人、おおよそ1/4の人々が亡くなっている。
あまりにも多くの人が亡くなった結果、その土地にもともとあった紛争は、地震の後消滅した。その土地のイスラム教徒の人々は、神様が地震と津波をもたらし、それによって紛争を辞めさせてくれたのだと考えている。
今インドネシアに行くと、街中の至る所に、神が津波をもたらすイメージのレリーフを見ることができる。
それは、私が日本からインドネシアに行く前に、インドネシアの人