【就活生に見てほしい】訪問しない営業。次世代の働き方”インサイドセールス”
◆営業=しんどい
新卒社員において、文系の約7割が営業に配属されます。
営業はほとんどの人が避けて通れない道。
だから、自分のことと思って考えてみてほしい。
その営業のイメージは
・何度も訪問
・足で稼ぐ
・激務
・残業ばかり
そして何より
・しんどい
だからこそ、離職率が圧倒的に高い。(3年以内に半数が辞める場合も)
「営業はやりたいけど、しんどい思いをしなきゃいけないのだろうか...」
”違います”
では皆さん、インサイドセールスを知っていますか?
営業マンが訪問して商談するのに対して、
訪問せずに商談・受注まで行うことをインサイドセールスと言います。
方法はいろいろあり、メールや電話だけで完結させたり、WEB会議ツールを使ったりなど、訪問さえしなければ全てインサイドセールスと呼びます。
訪問しないことで、
・移動時間が削減、それに伴う業務効率化や残業削減
・本来時間を充てるべき仕事に時間を充てられる
・オンライン上で完結するため仕事の場所を選ばない
などのメリットがあり、次世代の働き方とされています。
また、アメリカでのインサイドセールス市場は既に3兆円規模まで発展しています。
日本ではまだ深く浸透していませんが、最近働き方改革の意識が高まると共にインサイドセールスの需要も高まり続け、今後かなり需要が高まることが予測されています。
◆なぜ執筆に至ったのか
私は2018年6月から、インサイドセールスに特化したベルフェイス株式会社で内定者インターンを開始し、インサイドセールスについて深く知ることができました。
事業内容を簡単に説明すると、オンライン上で商談ができるSkypeのようなツールを自社開発・販売しています。商談に必要な機能をSkypeにつけたようなイメージです。
皆が知ってるあの大手企業も既に導入済み。機能や実績などが気になる方は、こちらをご覧ください。
就活生がインサイドセールスを知れば、
・営業をやりたい人が踏み切れるかもしれない
・新しい適性が見つかるかもしれない
・3年以内に離職することを防げるかもしれない
だからこそ、
「就活生に、”インサイドセールス”という新しい選択肢を持ってほしい」
と思い、執筆しました。
”訪問する営業”と”訪問しないインサイドセールス”、自分が働くならということを考えながら読んでみてください。
◆メリット①時間の削減がえぐい
ではどのようにインサイドセールスが行われているのか。ベルフェイスではなんと、商談の約98%がオンラインで完結しています。
1人あたり、訪問したとしても月に2,3件
それに対し、オンライン上での商談は月に約120件
訪問しないからこそ商談の直後に商談を入れられるし、移動時間も削減される。1回の訪問に往復2時間かかるとしたら、1か月につき単純計算で、
2時間×120件=240時間
が削減されているんです。それだけ業務の効率化が図れます。
◆メリット②同席だって簡単
新卒のほとんどの人は営業の経験がない。
だからこそ、先輩がどうやって商談しているのか知りたいですよね。
ご安心ください、それすらも簡単。
インサイドセールスだと、自分のすぐ隣の席で営業マンが商談しているんです。つまり、普通なら訪問に同行しないと商談が見られないのが、
オフィスで商談が見られる。
またその逆も然り。自分の商談をオフィスで先輩に見てもらうことができるため、その場で的確なフィードバックがもらえる。
新卒で初めて営業したとしても、とても速いスピードでスキルを磨くことができます。
◆メリット③場所もどこだってOK
オンライン上で完結してしまうため、場所を一切問わないのもインサイドセールスならでは。
東京にいながら地方の方と、地方にいながら東京の方と商談ができてしまうんです。
しかも、オフィスで作業する必要もありません。
ベルフェイスでは、営業マンが1日出社せず家で商談することも当たり前。
働く場所すら問わないから、家から出られず、働きたくても働けない人(小さい子供がいる親など)も働くことができます。
つまり、新しい働き方を生み出せるのも、インサイドセールスの利点です。
◆訪問しないって失礼に思われない?
ほとんど思われません。
もちろん訪問しないことを毛嫌う人も少なからずいるため、ある程度見極める必要がありますが、訪問しないと失礼に思われるということは
ただの思い込み
です。
訪問しないことで会議室やお茶を用意してもらう必要もないし、オンライン上だと直近の日程でも予定を合わせられ、相手の興味関心度が高いうちに商談ができ、むしろ喜ばれることが多いです。
◆まとめ
①インサイドセールス=訪問しない営業
②働き方改革に伴い、需要が伸びてきている
③訪問しないことで、移動時間が大幅に削減される
④同席がとても簡単で、手軽に商談を見ることができる
⑤場所を問わないから、どこでも働くことができる
⑥訪問しないことが失礼ということは”ただの思い込み”
他にもたくさんインサイドセールスの特徴はありますが、今回紹介した特徴は上記のものです。訪問する営業と比べて、圧倒的に業務の効率化が図れます。
そのインサイドセールスを取り入れている会社が年々増加していますので、就活を進める際、インサイドセールスを選択肢の一つとして持ってみてはいかがでしょうか?