第5章 当たり前の話。
前回の章では、旅の始まりの話を綴らせてもらった。
今回は、その話の続きを綴らせてもらう。
空港では多くの違和感を感じられた。周りは僕たちとは異なる人種、飛び交う言葉の内容は理解できない、ライフルを持った警官。ここでの「当たり前」は、僕の「当たり前」ではないし、僕の「当たり前」は、ここでは「当たり前」ではない。その違和感は、僕には心地よかった。勉強は、嫌いだがこういった学びは好きだ。日本は海外に比べて多様性が遅れていると耳にしたことがあるが、それは日本が島国で人種が単一的だか