音楽と映画とアナログ盤、いや、自分のレコード(アルバム)の価値的な
小学生の頃、
親の影響で聴いてたのはBee Gees、ABBA、The Beach Boys、Elvis Presley、洋画のサントラ、とかだったと思います。
親父が運転する車内でよく聴いてたのはパーキングエリアで売ってた70年代洋楽ベストヒット的なカセットテープを買ってもらい車乗るたびに流してもらってた。後部座席で英語もわからないまま延々と歌ってたそうです。
「The Blues Brothers」は映画の影響ですごく聴いてて、親が持ってたサントラLPだけにとどまらず、ライヴアルバムもいくつか出ててレンタルして、最終的にLPはぜんぶ購入しました。当時はよくわかってなかったですが、役者が本当にバンドでツアーしてるってこと自体すごいですよね。ジェイクとエルウッドのいるツアーみたかったわぁ。
「The Blues Brothers」は映画館にも親に連れられて行ったと思うんですが、後にテレビでやったのを録画して何度もみました。吹き替えがせんだみつおで、めっちゃあってたんです。見すぎて脳内ではジェイク=せんだみつおになっちゃった。その後の別の方の吹き替えは脳みそがぜんぜん受け入れないという、、、DVD買ってからは英語でみてましたが。
あと、ジェイクの婚約者とレイア姫(Star Wars)が同一人物って気づいたのはずーっと後でしたw
「The Blues Brothers」のLPは何枚か部屋に飾ってました。
飾ってたでいうとGeorge Michael「Faith」もLPジャケットを部屋に飾ってたなー
LPっていいですよね、やはりあの大きさがいいですよねー
さかのぼって小学生の頃、
親父の部屋に大きな家具のようなレコードプレーヤーがあったのですが、上部の木製シャッターを蛇腹で開くタイプでめっちゃ高そう(実際高いと思います)な再生機で、部屋の両サイドにあるデカいスピーカーは背丈くらいだったんじゃないかな。親父はレコードもたくさん持っていて、レコード盤面に傷をつけないように言われていました。
午後、小学校終わって帰ってきて、ひとりで親父の部屋に忍び込み、親父のレコードプレーヤーで「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックをよく聴いてました。
それが本当に至高の時間で、アルバムを聴くという行為がものすごく重要なことなんだと脳に記録されました。
以下がその流れ。
レコードをラックから取り出し、
そーっとビニールからレコードジャケットを出して、2枚組なので観音開きの1枚目をそーっと取り出す。
半透明のビニール(スリーブ?)からレコード盤を指紋をつけないように取り出して、
レコードクリーナー(黒板消しのような形のやつ)でそっと溝にそって1〜2回転(ホコリ取り)、
プレーヤーの穴に盤をそっと差し込み入れ、
ここからが一番緊張する(それまでもめっちゃ緊張してますがw)針をレコードに置くという行為。
ここで音がしないとき、アンプに電源入れ忘れてることに気づいたりしますw(緊張でプレーヤーと別なのを忘れる)
で、電源入れてやり直し。
レコードの針を落とした時のノイズがたまらないんです。
そこからはジャケットを正面に置き、歌詞を眺めながら、正座でひたすら没入。
でも、数曲でその時は訪れる、A面からB面に裏返し、2枚目に入れ替えてC面からD面、と。
その度にクリーナーでそっと1〜2回転もちゃんとやって。(どんだけ「そーっと」を使ってんだろw)
「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラは聴けば映画のシーンが頭に出てくるので、映画を見てるのとかわらないくらいの感じです。1曲目の「Staying Alive」なんか、イントロでトラボルタが歩いてるのが出て来ちゃうのでw
そして、やはり子供、やっっちまったんです、、
曲をもう一度聴こうとしたのか、2曲(確かD面)に渡り深めの傷を負わせてしまった。。
そして、言えずにしまってしまうという、、、
(後に「北の国から」をみて、純のズルさをみた時、オレだ、すげーダメだ、、、って落ちまくった)
この少し後に親父が家を出て行くことになり、高級なプレーヤーとはお別れになってしまい、自分で安価なプレーヤーを購入したんだっけな。。
中学の頃は最寄駅にあったレコードレンタル屋さんの「友&愛」でレンタルしてカセットテープに録音してきいてました。
レコード(LP)を探す時、奥側からLPを少し持ち上げてストンストンと探してるジャケットを見ていく方法やってましたわー、懐かしい。「友&愛」には週1で通ってました。
自分でレコードを購入できるようになったのは高校くらいかな。そういえば、高校の時に六本木WAVEにレコードを買いに行った(見に行った?)のですが、めっちゃ敷居が高かった。ビル丸ごとがWAVEで、圧倒されてしまったのを覚えてます。今ならタワレコ渋谷どかありますけど、当時はそんな規模の店はなかったので。。
あ、渋谷の宇田川町の奥(?)の2階にあったタワレコにもよく行ってました。はじめてタワレコに行った時はアメリカが渋谷にきたって興奮してましたw
レコードへのこだわり。
開け方は輸入盤とかはぴったりビニールフィルムでシュリンク的な感じなので、
カッターで盤を開ける側のみ切り、ジャケットは触らずに済む感じで。
んで、ぱふぱふして独特のにおいを嗅いでw
レコードを聴く至高な姿勢、レコードに針で傷つけたことなどが強くあるので、簡単に飛ばせない、
曲順への依存は強いですね。いまも。
作ってる側は片面20分(くらい?)にどの曲をどの順番で入れるか、A面の1曲目はもちろんですが、B面の1曲目も大事な存在になるハズですし。
プレイリスト、昔も同じ呼び名だったのかな。
ドライブデートするようになった頃、
「第三京浜で横浜まで」そして「横浜のスポット巡り」あーんど「帰り」の3本を夜な夜なカセットテープを作ってましたw
これ、めっちゃ楽しいんです。好きな曲を好きなように並べる、このアウトロの次はこれだ!みたいなことを延々と。
アルバム曲順への依存が強く、自分のプレイリストが好きな自分なので、
iPodのシャッフルはなんか許しがたいという頭の硬さなんですよね。
はじめに音楽の価値を下げにきたって思った時はムカついてしょうがなかった。
データにしたら、終わりだわ。便利がいいとは限らないんよ!レコードに立ち向かわないと聴けないような価値もすごいんだって。。。
ま、CDになった時点である程度予測はしてたけど、、、それでもあんなわかりやすく価値下げるなんて、、、
未だにそんな考えのままだったりします。
シャッフルは自分の作ったプレイリスト内のみ使う時はある、くらいな感じです。
あ、いかんいかん、愚痴ってる場合じゃない。
そう、音楽は最高です。
当時好きだったものは今もよく聴いてます。
特にGeorge Michaelは聴き続けてて、今でもよく聴いてます。声がめっちゃ好きですわ。
亡くなってしまったのは残念でならないですが。。
念のため「I'm Not Gay」です。
DIR EN GREYの海外ツアーで現地スタッフと話してる時に
George Michael好きなんだって話の後に「I'm Not Gay」って言うとみんなめちゃ笑ってくれてましたわぁ。
音楽、サイコーです!
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