集団療育は必要?
次男は、集団療育に通園しています。親子登園です。
現在は週に1回療育に通園、週に4回保育園に通っています。
療育施設側の都合で、来年度は週1クラスはなくなり、週2回以上通える子どもしか受け入れをしないとのこと。
私としては、保育園の生活をベースにしたいと考えており、週に2回療育に通うのは多いなぁと感じています。
また、インクルーシブ教育を学べば学ぶほど、特性のある子どもたちを集めて療育することに違和感を感じ始めてしまいました。
これは私が「インクルーシブ脳」すぎるのだと思います。とほほ…
ただ、次男は、それはそれはとっても楽しそうに療育に通園しているのです。
担任の先生のことが大好きというのもありますが、やはり、次男にとって療育の環境はとても分かりやすい。
視覚支援の充実
その日、その時に何をやるかが明確
保育園に比べ少人数、先生の人数も多い
個別にあった目標設定
このあたりが、分かってできる→達成感→楽しい!につながり、療育が終わった瞬間に「あと何回寝たら療育にいくのー?」と聞いてくるぐらいのわくわく感を与えているのだと思います。
一方、次男が通う保育園は、縦割り保育でわりと自由な感じ。
子どもの主体性をとても大切にしていて、自分で遊びを選択したり、子どもたち同士で話し合って活動を決めることも多いです。
次男は見通しをもてると、活動に意欲的に取り組めます。
逆に見通しがもてないと、今は何をしている時間なんだろう~?と過ごしてしまうことが多いです。
そのため、見通しをしっかりもてる療育の環境は、次男にとって楽しめる場所なのだと思います。
ここ数か月、療育に週2回通うことについてとても悩みました。
週1回なら、許せる…笑
私の理想は、保育園で療育的な支援をしてもらえること。
視覚支援を増やし、次男が困っている場面(お友達とのやりとりなど)で先生にサポートしていただければ療育に通わなくてもいいのでは?とも思いました。
現在も保育所等訪問事業を利用し、療育の言語聴覚士や心理士の方に保育園へ訪問してもらっています。
訪問回数を増やすことで、保育園でも次男にとって過ごしやすい環境が整うのでは?とも考えました。
療育のソーシャルワーカーさんと何度も相談をし、ワーカーさんが言ってくれたのは「集団療育をツールの1つとして使うと考えたら?」ということ。
次男が安心して保育園や地域で過ごすための、あくまで手段として療育に通うといった意味合いです。
うん、手段ならいいか…そう考えればいいのか…
と半分?納得し、手続きを進めていますが、やっぱり半分、いやそれ以上納得していないというのが本音です。
今、所属している集団の場において、何かしらの支援を受けながら過ごす。
支援を受ける子ども本人が変わるのではなく、周囲の環境を変える。
これがインクルーシブへの一歩だと思います。
療育に通うことが、日本の分離教育の推進に加担してしまうのではないかとまで思ってしまう。
これは、私が「インクルーシブ脳」すぎるからでしょうか。とほほ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?