9.大切な家族

やさしい子ども達に本を届けてあげたい。

高齢のおじいちゃん、おばあちゃんを心配し、そばに寄り添う家族がいる。

住む家が壊れても、長年住んできた地域からは離れたくない。
もう何年生きられるかわからないから、この家で最後をむかえたい。

そんな大切な家族のことを心配し、寄り添う子や孫達がいるんだ。

自分の夢を捨ててもかまわない。
ずっとそばにいてあげたい。
そんな、やさしい、やさしい子ども達がいる。

ずっと祖父母と生活してきた私だから、その気持ちが痛いほどよくわかるんだ。

高齢の方が多く住む石川県の能登半島。
まだまだ復興が進んでいない。

おじいちゃん、おばあちゃんに寄り添う温かい心を持った子ども達に、せめて元気が出るものを贈ってあげたい。

自分の夢を捨てずに頑張れば、これから先の未来は必ず開かれる。

家族を助ける事ができる力を、勇気を、手に入れてほしい。

私からの願いを込めて、喜多川先生の本を贈ります。

能登半島地震で被害に遭われた方々へ。
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