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芸は身を助けるという話

最近また大企業の早期退職募集の話題を見かけるようになった。

日経平均は上昇しているがもちろん全ての企業の業績が良いというわけではないだろう。
とりわけ日経平均はファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、エムスリーなど値嵩株の影響が大きいので尚更である。

もちろん募集なので全員が辞めるわけでもない、日本の雇用制度では簡単に解雇できないのでその点では守られていると言えるだろう。
しかし時には辞めてくれという圧力がかかることもあるだろうし、そのプレッシャーの中で気持ちよく働くというのは難しいだろう。

そのような状況になったときに頼りになるのは2つだと考えている。

  • それまでの仕事で得た経験や実績、知識

  • 積み上げた金融資産

この2つを仕事を通じて築き上げるのが王道だろう。
金融資産は仕事をしなくてもしばらく生きていけるという心の安定剤にはなるが、多くの人にとって週休7日で全く仕事をしないというのも、しばらくすると苦痛になってくるのではないだろうか?

するとまだ働けるような年齢であれば、仕事を通じて得た経験や実績、知識というものを1番に重視するべきだと私は思う。
とりわけその会社でしか通じないこの業務については〇〇さんに根回しが必要であると言った会社固有の知識ではなく、ポータブルな知識や経験が必要になるだろう。

私自身は大学を卒業した後このポータブルな知識や経験と言ったものが欲しくてITエンジニアになったところがある。

曲がりなりに5年ほどこの分野でやってきて感じたのは「芸は身を助ける」ということだ。

これまでの経験を通して

  • どのような知識がより望ましいか

  • これからどのような分野を選ぶべきなのか

について書いていこうと思う。

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