彼氏についての散文
10月、映画館で映画を観ました。
毎年毎年、「今年こそたくさん読書をする」とか「映画を観る」とかそういう目標をたてる。
誰と比べて“たくさん”なのかは分からないけれど、昨年の自分に比べたら少しくらい増えてくれていればいいな。
私にとっての読書量と映画鑑賞数って、イコール心の余裕だ。
仕事でぐったり疲れてれば無理だし、体調が優れなくても厳しいし、休日や退勤後の自由時間を他人(友人にしろ恋人にしろ)に使いすぎていても駄目。
それが読書と映画鑑賞。あと、ドラマを観ることも。
今年は個人的にしっかりとした量を培っているので、ちょっと嬉しい。
読書をしている私が好きだし、映画やドラマを欠かさず観ている私も好きだから。
10月は彼氏と会わない休日が比較的多かった。
最近悩んでいることがある。
職場が一緒の私と彼は、同じ日に休日がくる。
そうすると自然と毎週のように会うのが当たり前になってしまったりする。行きたいところがそう毎週のように思い浮かぶわけでもないのに、だ。
まず【会う】ということが大前提にあって、それから【何をする?】という課題にぶつかる。
【○○がしたい】という目的があるから【会う】というデートに比べて、これはめちゃくちゃしんどいことだ。
合流したはいいけどその日のランチすら決まっていない。食べたいものは特にないし、田舎は毎月のようにオープンするお店もない。あと、私たちの休日は世間の平日なので、普通に定休日が多い。
それでも彼氏は毎週私に会いたい。
毎日夜になれば電話がしたいし、本当は毎日私をぎゅってしながら寝たいし、仕事中だって叶うならひと目でいいから私に会いたいのだ。愛がでかい男である。
これは今の彼氏に限った話ではない。私の彼氏っていうのは、いつもそうだ。
いつも、”私だけいればいい”。
今の彼氏が段々その傾向になってきているので、これは危惧しなければならないなーと思っている。
この傾向になった男性を私が苦手になっていく、という流れを、私は人生で何度も何度もやってきているから。
今のところ救われているのは、彼氏がこの傾向を私に強要しないところだ。
今までの彼氏は、
毎日の電話を拒否すれば不機嫌を撒き散らしたし
毎週のデートはほぼ強制だった。
私が友人との予定を入れようものなら「その日俺は何してればいいの?」なんて知らんがなすぎる発言をする人もいたな。
今の彼氏は毎日「今日電話できる?」と聞いてくるけど、「無理」と言えば「はーい」ってあっさり承諾する。いや当たり前だけど。
生理のときとか翌朝早いときとかはそもそも電話は出来ない前提でいてくれてるから、しつこさはない。今のところはね。
デートも「もち子ちゃんに予定がないなら毎週でも会いたい!」ってスタンスではあるけど、予定があるならそれを責められることはない。「会いたかったな~」とか言ってこちらの申し訳なさを引き出そうともしない。
一番の救いは、(冬限定だけど)彼にも趣味があって、その趣味に行くために休日の一定数はデートが出来ないという連絡が来ることだ。
なんかもう今までの彼氏たち、みんな謎に趣味を辞めてまで私に時間を割いてた。もしくは趣味に私を無理やり同行させることで両立させられていた。(なにそれ?)
今の彼氏が趣味に行く数を減らし始めたら、ちゃんと口に出して「嫌」と言おうと思ってる…。
11月も12月も会えないなら会えないでいいから、自分の時間を楽しめる人が好きだよ…。
以上、散文でした。