里山活動支援団体NORAさんのプロジェクトがキックオフ/a-con +Canva
今回は初回につき、キックオフとして里山活動支援団体のNORAさんの活動についてお聞きしながら、今後のプロジェクトについて意見を出し合いました。
NORAさんについて
現在使用されている、スライドや活動報告書で、松村さんより現在の活動のご説明をしていただきました。
お話いただいたこと
-里山はもともと人が手を入れて(木を切ったり、田んぼを作ったり)いた場所。
人が手を入れないと鬱蒼としてしまう。田んぼは乾燥して森に返っていったり、、、
人が手を入れた環境だから生きられる生物もいる。
-里山がなくなることによって、
・生物の多様性が失われていく
・自然と触れ合う文化が廃れていく
・体験の貧困
などの問題があり、今は危機的状況だということがあまり伝わっていないかも。
-里山体験に参加する人は、
社会的に富裕層、自然に触れることに価値を持っている人。
格差問題とパラレルになっているという現実もある。
プロジェクトの方向性
目的
里山に関心を持ってもらうこと、体験するきっかけをつくること
課題感
:ターゲット、何を伝えるか、NORAを知らない人・里山について知らない人に何が刺さるのかから考えていきたい
方向性
:活動を知る前段階(里山の魅力、自然の力、関わり方)みたいなところから伝えていく
まだ里山に詳しくない私たちだからこそ感じることを盛り込んでいく
里山と都市
今回参加して初めて知ったことは、森林は放置すると生物の多様性が失われるということです。自然に触れ合うと心が豊かになるというのは分かるけれども、自然の放置はいいことではないということを知って驚きました。また、この問題は地方だけではなく、都市部である横浜市でも同様だということです。
NORAさんの活動内容をお聞きしながら感じたことは、かなり積極的に活動されていること。活動自体も「多様性を持って」メンバーが行っているというお話はとても素晴らしいなと思いました。