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地上天国への希望

新天地への希望

世はしゅんしゅん乎として進んでいる。
興亡盛衰を重ねながらも、旧きは去りて、日々夜々に新しきを迎えつつあるのだ。
今の罪に満てる世もいつまでも続くのではない。
やがてその終わりがきて新天地を迎えるのである。
イザヤを通して、神はすでに 
視よ われ新しき天と新しき地とを創造す。(イザヤ書65・17)
といっていられる。
夜はいつまでも続かない。深夜の極を送って朝がくる。
冬はいつまでも冬ではない。
厳冬の極至らばやがて百花爛漫の春を迎えるのである。
転変きわまりなき世にはあれど、万物も人も、ひたすら新天地を待ちつつあるのだ。
すでにこれは神の約束である。



この赫耀たる永遠の新天地こそわれらの究極の待望である。
今の世とはまったく異なれる、神の栄光に満ち、讃美に満ち、神への聖き奉仕の限りなく続けられる新天地である。
今は世はいかに暗黒であろうとも、この満々たる希望に日々生くるわれらの心は燃えざるを得ない。


佛教から基督へ 溢るる恩寵の記 亀谷凌雲より

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この本は仏教王国の北陸富山の寺院に生まれ、その相続者として住職にまでなったが、翻然クリスチャンとなり、しかもその寺にある生地にキリストの福音を伝え、教会ができ、その牧師となった亀谷凌雲さんの入信のわけとその後の生活の事実が書かれています。
1963年の時点で14版。静かに売れ続けていたそうで、全国の全図書館、全大学、全高校、全中学にも寄贈されたとあります。
皆さんの住まれている都道府県の図書館や大学にもあると思います。
(中国共産党工作員などに捨てられてなければ…)

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