共働き・核家族の子育ては無理ゲー。夫婦だけで「できる」と思わないで!
こんにちは。
NPO法人ママライフバランス代表理事の上条厚子です。
子育て支援の現場の最前線でこれまでのべ1万人以上のお悩み解決に関わってきています。親のがっこうと#ママバラ を運営しています。
少子化が止まらないのは、現役のパパママが「満身創痍」だから_VOL.2
VOL.1はこちら▼
https://note.com/a_chan3/n/n5206b78e0572
仕事と家庭の両立で困っていることは?
先日、某企業様で「親のがっこう」特別講座【夫婦ワンチームで子育てする方法】を開講させていただきました。(企業様向け:https://www.oyanogakkou.jp/forcompany)
事前にお困りごとを聞かせていただいたところ、このような声が届きました。夫婦共働き・核家族での子育てが無理ゲーでパパもママもギリギリで「気持ちにも」「時間にも」余裕のなさがうかがえました。
母親の声
(母:9歳4歳) 家事はほぼ私。夫の協力がなかなか難しいこと。でも、早い帰宅がつづき保育園の送迎をしてくれると助かる反面食事支度やらいろいろと大変な面もでてくる
(母:子ども5歳2歳)
自分の時間が取れない
(母:こども3歳)
子供の体調不良と仕事が休めないときの調整方法や罪悪感
(母:子ども6歳4歳)
夫婦の時間があまり取れない、夫が激務で基本平日ワンオペ
(母:子ども5歳)
子供と接する時間が短い、夫と一緒にいる時間がなかなか作れない
(母:子ども2歳6歳)
夫婦ともにフルタイム勤務で家事育児分担しているが、夫が管理職であり最近徐々に夜の飲み会(出張者対応など)が復活していて今後が不安。
(母:子ども18歳14歳10歳)
保守的な地域柄もあり、学校行事やPTAなどは母親がメインなのが「当たり前」なのが、働く母としてはいつも重たくて。かといって、家庭内で合意の元、夫に託したとしても、あまりよろしくない声を人づてで耳にしたりと、理想と現実にはさまれて悩ましいです。
父親の声
(父:子ども1歳0歳)妻が育休から復帰し、共働きになった際に、やっていけるか不安
(父:子ども5歳3歳1歳)子供が小さいので極力定時で退社したいし休暇も極力取得したいが、業務負荷に依り難しい場合がある。
(父:子ども2歳)
お互いに余裕がなくイライラしている(ように見える)時間が多い。
(父:子ども?)
家事分担の仕方、家計管理、一人時間の確保方法が知りたい
(父:子ども27歳25歳)
平日の自由時間の作り方を知りたい
どこの家庭でも共働き・核家族での子育ては無理ゲーという前提を知ることから始めよう!
親のがっこうで、これまで1万人のパパママのお悩み解決に関わってくる中で最も多いお悩みがこちらです。
この問題は双方に「余裕」がないことで起こります。どっちも悪くないんです。だって二人ともそれぞれに満身創痍だから。
解決策は「気持ちの余裕」と「時間の余裕」を二人ともが得ること
本来は日本中の企業で働き方改革が行われ、日本中の自治体で地域社会で子育てを支える仕組みがあることが理想です。私自身もそこにアプローチしたくて政策起業家を目指していますが、今日・明日で社会が変わることはないので、各家庭で「今日から」実践できる方法を親のがっこうで伝授しています。
1、「時間の余裕」を作る方法
家事育児のタスクの総量を減らす。または、クオリティや頻度を下げましょう。
そもそも、出産前の大人二人の時にやっていた家事の総量を100とすると、「育児」がタスクに加わった時点で家事育児の総量が1000になります。これまで家事分担を50:50でやっていたとして…。産後も同じように家事育児を分担すると500:500になります。『総量を減らす』アイディアを出し合い、妥協点を共有し、実行していくことが必須です。この工程をすっ飛ばすので、「私ばっかり!」「オレだってやってる!」論争になってしまうのです。総量1000を二人で請け負うこと自体が無理ゲーなのだから。
2、「気持ちの余裕」を作る方法
意識的に『母親』『父親』スイッチをオフにして、『素の自分』になれる時間をもつこと。
男性女性も、独身の時のように自由に飲みに行ったり、遊びにいけないことの"累積"はとてもストレスです。特に産む性の女性が育休を長くとっている家庭では、日常生活の"些細な我慢"の累積は「私ばっかり!」と思わずにはいられなくなります。
『親を休む』ということは、物理的に子どもをあずけることが必須になります。お互いにどれくらいおひとりさま時間があることが理想なのか?!を伝えあい、お互いに『親』スイッチをオフにできる時間を取り合えるようチームメイトとして協力しあうことが大切です。
夫婦だけで話し合うことが難しい方は、親のがっこうへお越しください^^
〜夫婦ワンチームで子育て〜 親のがっこう では1、2を夫婦で取り組むワークとして提供しています。「ファシリテートしてもらうことでフラットに話しあえた」「時間がなくて話し合わなきゃと思いつつ後回しになっていたがワークで分担が決められてよかった!」「他の家庭の事例が大変参考になった」「無言の押し付け合いをしていたが笑話あえてスッキリした!」などお喜びの声をたくさんいただいています。
妊娠中の受講がベストですが産後の方もご受講いただけます^^
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目指すのは「子育て」も「自分の人生」も心の底から楽しむ父親と母親で溢れる社会。
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