水彩と墨濃淡を織物で表現したい。
久々に、いまどんな織物にとりくんでいるのか、ご紹介しようと思います。
私たちは以前より、墨濃淡の図案を織物にすることに取り組んいます。
例えばこんなもの。
丸三角四角を墨濃淡とクレヨンで描かれた図案を織物に、帯にしました。
そして、いまはこんな、水彩と墨濃淡で描かれた図案に取り組んでいます。
こちら、何の画にみえますでしょうか?
……。
丸とラインがありますね。
こちら、実は、図案家さんがおっしゃるところによると、テーマは果物ということです。
わたしの「Chika」という名前は、漢字で書くと、「千果」と表記するように名づけられました。
英語で書くと、thousand fruits とも書くことが出来そうです。
なので昔から、果菜や果物は大好きでした!ご縁を感じる図案ですw。
(めちゃめちゃ、余談…。)
なので思い入れをこめて、この水彩と墨汁で描かれた絵をできるだけ忠実に織物にするように、最近はコチコチと意匠図を描いていました。
こんな具合に。
上の絵は、水彩と墨濃淡で描かれていますが、こちらのはピクセル画です。
ピクセル画とは、ドット→「■」を寄せ集めて描いたものです。
とはいえ、これを織物に変換するので、随分と荒いピクセル画ではあるのですが…。
この、ドットの各色のところに、様々な色糸や金糸などの「緯糸」が入ってくるという具合です。
さてさて、どんな織物になるのでしょうか。
どんな糸を配置するかは、私の頭の中でイメージを膨らませているところです。
けれどいま、ものすごく機が混みあっているので、できあがるのはいつになるのか…。
とりあえずは、6月頭に予定されている名古屋三越さんでの出展までには完成できるように段取りを組みたいと思っています!
フランスからスペインに抜けて進む、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼旅へいつか出たいと思っています。いただいたサポートは旅の足しにさせていただきます。何か響くものがありましたらサポートお願いします♪