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汚い家で育ちました

私は汚い家で育ちました。
母はいつも「ホコリじゃ死なないわよ」と、なぜか偉そうに言っていたのを思い出します。
 
ホコリだらけの置き物たち。   
 
こけしだったり、ハワイ土産の人形だったり、
なんでもかんでも飾るの大好き。
 
でも掃除は嫌い。

だからせっかくの可愛らしい置き物もホコリまみれ。
 
洗濯ものもいつも山積み。洗い物も山のまま。
 
汚れていないところがない。 そんな家がとても嫌いでした。
 
洗面所が汚れているのが特にいやで、いつも掃除を私がしていたのだけど、
きれいにしたばかりの鏡に母は抜いた白髪をつけるし、
兄は抜いた髭をつける。  (なんでーーーーっ😟)
 
しまってもしまっても歯ブラシや歯磨き粉は出しっぱなし。ベトベト。
床もべちゃべちゃ。
 
リビングや他の部屋でも同じでした。
 
どうしたらこの家はキレイになるのだろうか。
いやキレイを保てるのだろうか。
 
自分の部屋は整理整頓をし、インテリアにも凝ってみるが、
何せ自分の部屋というのが、
廊下の片隅で!! 部屋?ではなかったのでした。
 
兄には六畳の部屋があったのに、私にはなく。
(なんでだったのかな・・・)
 
でも自分の所有しているものや、置いてある場所はキレイにしたい。
 
ホコリでは死なないけれど、心は傷つくし、
「汚い家」に、私は確実に壊されていきました。

そして専業主婦なのに家事をしない母を嫌いになっていきました・・・

(私は生まれ持ってのキレイ好きなのだと思います)
 
早く家を出よう。
 
清潔な環境ってとても大切だと思うのです。

清潔な部屋、清潔な台所。清潔な冷蔵庫。清潔なお風呂。

それらは何より安心をくれます。
私は超潔癖ではないけれど、清潔な環境が好きです。
 
きれいに洗濯をされた清潔な衣服、清潔な寝具、
掃除をされたトイレ・お風呂。
そういうのって大切だと思います。
(個人的にそう思いますが、そうでない人もいるのはわかっています)
 
短大を卒業してすぐに一人暮らしを始めました。
 
衣食住。 生活をしていく基礎。
 
衣食住は生活において不可欠であり、

■ 衣服は身を守り、

■ 食事は栄養を供給し、

■ 住居は安らぎと安全を提供する。
 
これらの要素は健康や幸福に大きな影響を与えるものだと、
私は思うのです。

今は子供たちも大人になり、姉は結婚し、
弟は今年大学を卒業し、
(夫はいないので)
息子とふたり、整った家で平和に暮らしています。

そして実家の片付けをしている途中・・・泣


暮らしを整えたので心も整っています

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