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記念メダル

観光地にある記念メダル。
見たことのある人、いますよね?
その・・・見てもあまりやっているのは見ないアレです。
私は行く先々で行った記念になるものを購入するタイプの人なんです。古くは記念のキーホルダーなんかを収集していました。そんな私ですらあんまり買ってこなかったのがこの記念メダル。

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こんな感じでメダルの売ってる機械があって、横にはメダルに好きな文字を刻印できる機会があったりするアレです。
私は気になるデザインのメダルがあったらヤル派としてこれまで生きてきました(大袈裟)。行く先々で全てをコンプリートしようとすると、結構なお金になります。私は旅の頻度がかなり高いのでえらいことになってしまうのです。
なので、気になるデザインがあったときだけ買ってきました。

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ですが、同じメダルが3枚も。
そんなにこのワニのゆるキャラが好きなのか?と勘違いされそうですが、これ、実は買ったタイミングがそれぞれ違うんです。・・・だから何?って普通は思いますよね。私もそう思います。
私がこの記念メダルの凄いところに気がついたのは最近のことでした。

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これ、ちょっと見にくいとは思うんですけど、メダルの裏面になります。
日付が入っているのですが、手前から「1991」「2010」「2019」と西暦が読めますでしょうか・・・。買った日付と写真には載せていませんが、名前を刻印しています。

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買ったメダルに好きな文字を刻印できるというのが、この記念メダルの特徴です。
最初の「1991」の時は私は小学生でした。
このワニのメダルは伊豆熱川にある熱川バナナワニ園のメダルなんですが、小学生の時に訪れた時に買って刻印したのです。そんなにこのメダルが欲しいと思った記憶はないので、恐らく好みのキーホルダーが無かったのだろうと思うんです。
しかも何を刻印してよいやら思いつかず、日付と名前というとても無難な文字を刻印するに至ります。自分の名前を入れてしまったことで人にあげるようなこともできないアイテムとなりました。
しかしここで刻印入りの記念メダルを作っていたことで、私の人生にとても大きな価値を生むことになりました。

「2010」は妻と行った時に買ったもの。発見した時になんか見覚えのあるメダルだぞ!?って興奮しました。まさか同じものがあるなんて!と。
折角なので1人から2人に家族が増えた記念のメダルとして制作しました。メダルには二人の名前を刻印しています。
その時にじゃあ、次は子供ができた時に行けて、また同じメダルに刻印できたなら、それはとっても良い記念メダルになるよなぁと野望も生まれます。

「2019」は子供を連れてバナナワニ園に行った際に作りました。まさか「1991」から数えれば28年後に3枚目の同じデザインのメダルをゲットしたことになります。こんなに息の長い商品ってある?ってくらいの興奮でした。もちろんメダルには子供の名前も加えています。

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これは一番最近買ったもの。東京タワーです。
もちろん裏側には家族の名前と日付入り。
記念メダルって、そこへ行った記念に買うものなんでしょう。それが普通の買い方だとは思いますが、刻印できることで付加価値が生まれているんですね。
あの刻印の機械の価値がいまいちよくわかっていなかったのですが、我が家には世界で1枚だけの価値あるメダルになりました。
これで我が家のノルマとしては家族が増えるなりする度にバナナワニ園に行くことが決定したわけなのですが、そこにずっとある価値をひしひしと感じています。
営業を続けてくれている熱川バナナワニ園さんと、メダルを作り続けてくれている茶平工業さんに感謝しかありません。ありがとうございます!!
個人的な夢としては孫ができた時に同じものがゲットできたら・・・。

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そんなこんなで記念メダルに対する評価が変わった私は、以前よりもメダル購入率が高まりました。
これはフランスのパリにある下水道博物館で販売されていたマンホールのメダル。刻印はできないのですが、マンホール好きとしては外せないアイテムでした。
エッフェル塔からも近いのですが、パリの地下の本当の下水道にある博物館なので匂いもまぁまぁな感じの場所です。パリに着いてエッフェル塔より先に向かったのがここだったのは私らしいところ。

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エッフェル塔にもメダルは販売されています。
フランスは結構、観光名所にこのようなメダルがあり、しかも種類が豊富なので全部買うとなかなかな金額になります。
私はデザインがかっこいいものを行く先々で買ってました。

メダルって小さい子でも扱えるし、財布に入れておくこともできるし、劣化もそうそうしないでしょうから素敵なアイテムですよね。難点は集まってくるとかなりの重量物となる・・・くらいです。

時として一生物の宝物になる記念メダル。
ぜひ皆様も買って刻印してみてください。まぁ別れたりすると呪いのアイテムみたいになる可能性もありますが、時の経過と共に忘れられないものとなりますよ〜。
とってもオススメです。

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