最適解は何だった?野生動物が亡くなっていたときの対処法
みなさんおはようございます、ユシアです。
朝からこんな話で申し訳ないのですが
今日はみなさんのご意見や知識を伺いたく
一昨日の夜の出来事について書いていきたいと考えています。
動物の生死に関わることですし、かなりショッキングな話でもあるので
不快に思う方もいるかと思います。
読み進める際はご注意いただければと思います。
ただ、そういう話こそあまり共有する人がいないと思ったので
忘れないうちに、ここに残しておきたいと考えました。
そして可能であれば「どうするのがベストだったのか」みなさんの考えをコメントしていただきたいです。
それでは実際に何があったのか、そして僕が何を考えたのか書いてきます。
■事が起きたのは一昨日の深夜
まずは、一昨日の夜に何が起きたのかを説明します。
昨日僕と母が車で家に帰ると、なんと家の駐車場で猫ちゃんが亡くなっていました…。
車庫入れをしようとして駐車場を覗いた母が「えっ?えっ???」とずっと言っているので
何かと思ったのですが
「あれ…ねこちゃんじゃない?」と。
僕が車から降りてスマホのライトを使って確認すると
確かに一匹の猫が横たわっていました。
三日前の夜に車で帰ってきたときにはいなかったので
一昨日の間にそこで亡くなったんだと思います。
駐車場にいたので牽いてしまったのかと思いましたが
その割には体が綺麗で
暗闇でパッと見たところ、何故亡くなっているのか分かりませんでした。
どちらにせよそのままでは車を入れられないので
タオルか何かでくるんでどかそうと思ったのですが
ちょうど帰ってきた父に止められます。
どうやらその子は、血を吐いて亡くなっていたようです……。
「分からないけど、病気かもよ。」
と言われて、そうだ、安易に触れない
ということに初めて気づきました。
恐らく子猫の頃から近くに住み着いている猫であることは分かりましたが
首輪もつけておらず「飼い猫」ではなかったと思います。
だからもちろん、病気を持っている可能性もあります。
僕のうちには3頭犬がいることもあり
神経質にならざるを得ませんでした。
■今回は警察の方に相談をした
結論を言うと、色々考えた結果
今回は警察に電話をして相談することになりました。
見たところ事故ではない様子。
でも血の跡があるので、吐血をしているみたいです。
と状況を説明すると、こんなことを言われたそうです。
「毒餌や虐待の場合は、始めは被害を受けるのが小動物でも
将来的に人間が被害に遭う場合もあるので……」
そういう話は何度か聞いたことがありました。
そのためその話を聞いた時は
「やはり今回は、警察への連絡で良かったのかな」
と思いました。
■警察への対応に「これで良かったのだろうか」と感じる
しかし僕は警察官の対応を見て
「本当にこの選択が合っていたのかな…」
と感じてしまいました。
電話をしたのが11時30分頃で
実際に家まで様子を見に来てくださったのが12時近くです。
こんな時間に、こんな些細なことで
(僕たちにとっては一大事ですが
世の中の事件・事故に比べたら
些細なことだと思います。)
わざわざ来てくれるなんてありがたいことだと思います。
警察の方を責める気持ちはありません。
ただ「もっと良い選択肢があったのでは?」と感じてしまいました。
二人の警察官が来てくださったのですが
その手には新聞紙と大きなゴミ袋を持っていました。
それを見て、恐らくその二人が何をしようとしていたのか
予想はつくと思います。
(その方たちの行動に悪い点はないと
頭では理解できているつもりなので
この辺の詳細は伏せますが……)
簡単に僕たちから話を聞くと
「僕らにはこれくらいしかできないので。」
とその子を新聞紙で包み、ビニール袋に入れて
「役所に行きます。」と連れていってくれるとのことでした。
「野性動物は病気が怖い」なんてよく言われますが
結局、日本ではその程度なのだな
と感じました。
もしそれで良いのであれば
自分がもう少しちゃんとしてあげても良かったのかな、と。
■翌朝に役所へ連絡するという選択肢もあった
実は最初は「明日役所に連絡しよう」という話になりました。
家のお庭に埋めるわけにもいかず
もちろん、普通のゴミとして処理することもできなかったはずなので
一晩待って役所に連絡しよう、という選択肢でした。
しかしそれで困るのが「車を置く場所がない」ことでした。
僕の家の回りには、徒歩圏内にはコインパーキング等はなく
路上駐車をするか、お店の駐車場に停めておく
という選択肢しかありません。
しかし、それはそれで別の問題に発展する可能性があります。
そこで別の案として挙がったのが「警察へ連絡する」ことでした。
警察であれば、駐車場に入れられない車をどうしたら良いか
何かしら対応をしてくれるだろう、という考えもありました。
■警察に電話をする前に、ネットで調べてみれば良かった
昨日になってみて思ったのが
今やスマホで何でも調べられる時代。
とりあえず、対処法や連絡窓口の有無を
ネットで調べてみれば良かった
ということでした。
実は警察の方にも「保健所とかに連絡はしていないですよね?」と聞かれ
「もしかしてこの時間でも、連絡すればつながるところもあったのでは?」
と後から思っていたのでした。
僕は完全にスマホ依存ですし
普段は少しでも疑問を感じれば「スマホで調べよ」と思うのですが
この時ばかりはパニックになっていたこともあり
そんな「当たり前のこと」に思い至りませんでした。
■後日、調べてみていろいろと感じること
過ぎたことではありますが
昨日「もし一昨日のような状況だったら…」
と対処法や地域のルールを調べてみました。
その結果は自分にとって予想外なものが多かったです。
例えば「専門業者を紹介するので、有料で引き取ってもらってください」や
「私有地で見つけた場合は、所有者の責任で処理をしてください。
(一般の燃えるゴミでOK)」など。
こんなにも「ただの要らないもの」「普通のゴミ」として扱われているのか
とかなり衝撃的でした。
日本は狂犬病など
危険な病気が少ない国だからでしょうか。
いや、そもそも日本が他の国と比べて
衛生面で「安全な国」なのかどうか
僕には分からないのですが…。
とにかく「これが野良の運命なのか」と
切なくなったことは事実です。
■野良は不幸?その方程式は成り立たない
少し話はそれてしまうのですが…
この出来事で最初は「やっぱり野良ちゃんは可哀相。僕の家の子たちは、最後もきちんと見送ってあげよう。」
と思いました。
しかし、それは間違っていると気付きました。
野良が不幸で飼われている子たちが幸せ
というのは、僕の勝手な決めつけです。
もちろん生き物を飼ったからには、少しでもその子が幸せな生活を送れるように
最後まで責任を持つ必要があります。
ただそれでも「飼われている子」の方が幸せな保証は
どこにもないです。
野良ちゃんは野良ちゃんとして
最後まで幸せな生活をしていたかもしれません。
そして、亡くなった後は綺麗にきちんと弔いたい
というのは、生きている者のエゴかもしれません。
「あの子はかわいそうだった」なんて思うのは
最大の「自分勝手」なのかもしれません。
■結局僕はどうするべきだった?
これらを踏まえて「僕はどうするのが最適解だったのだろう」
という気持ちがまだあります。
きっとこの気持ちは、しばらく持ち続けているのではないでしょうか。
一昨日はもう過去なので、戻って違う選択をすることはできないのですが
もし良ければ「こうした方がいい」というご意見
コメントでいただけたら嬉しいです。
今回のnote、今までで一番長い記事になった気がします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。