#時空の輪廻転生物語 第Ⅲ章第29節
イシャルの件については一旦解決したようですが、なんだかより一層ヤバそうな様相を呈してきた感が拭えませんね。
今節ででイシャルが言っている事により、【輪廻転生】というタイトルを一つ回収している(このタイトルにはいくつかの理由がある)のですが、内容的に【蠱毒】みたいで少し不気味ですね。
(※蠱毒…古代中国における呪術の一種で、詳細は調べていただけるとすぐに出るので書きません(というかあまり書きたくない)が、複数の毒虫を同じ壺の中で戦わせて最後の一匹に全ての毒を集めるものです。)
鹿音はかなり変わった子ですが、何か浅葱達のように特殊能力を持っているわけではなく、本当にただ変わった子です。
アイビム戦(第22節)の挿絵でも一人密かに寝ていたりするので、他の人より神経が図太いだけかもしれません(笑)
【煩悩具足】という言葉は、仏教用語で「元より煩悩をこの身に備え持っている事」で、「煩悩具足の凡夫(煩悩に囚われ迷いから抜け出せない衆生)」という表現でよく用いられます。
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m
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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。
私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。