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クラシックかユーミンか

このところ困ったことがひとつある。

ロックンロールが汚く聞こえて仕方がない。

もともと歌詞を聴く感じで、音楽を楽しむタイプなのだけれど、
メロディーラインが、どうもつまらなく感じてしまうことがある。

つまらないだけならもともと単純ということなので、
歌詞を聴く分には問題はないのだけれど、
編曲次第なのかと思うけれど、
汚く聞こえてしまって、耐えられない曲がたまにある。

この頃の土いじりの時のお気に入りは「日本の恋とユーミンと」。

全曲一緒に歌えるという点がお気に入りだけではなく、
声で聴かせるというより、エンタメ的に映像で聴かせる曲が多いので、
ユーミンの声の平坦さもろもろをカバーしてくれるあれこれが
揃っていて、とても綺麗だと思うからだ。

詩とメロディーラインの綺麗さと、
音質の良さや、編曲や本人のイメージのオシャレさみたいな。

それにこのアルバムを聴いて一番に思ったのは、
「ベルベット・イースターってこんなにいい曲だったの?」という驚き。

つまんない曲だと思ってたのに、
あれからいくつもの季節が過ぎたせいだろうか・・・。

「お母さんの好きな歌手は盗んだバイクで走る人だよね?」

「ちがう。夜中に彼女のパパの車を無断で借りる人だよ」

ああ、どちらもそんな人は嫌になってしまったのかも知れない。

これが大人になるということなのかも知れない。

私は褒めて伸びるタイプなので、簡単に洗脳されやすいタイプとも言える。

なにか、クラシック音楽の影響を受けている気だけはしているこの頃。

なんだろう、響き?音の周波数?

ロックとクラシックは色が違う。

音楽って結構な率で魔法かもしれない。

シャーマニズム的というか、なんというか。

声よりももっと原始的な音という好みの変化?

記事を書きながら、クラシックを聴くのを辞めようかと真剣に考えている。

私が違う私に変わったらどうしよう。。。

この頃はフォークとか、80年代シティポップとかばかり聴いている私。

秋だからしんみりと少女に戻ってしまうのかな。。。

ベルベット・イースター
小雨の朝
光るしずく 窓にいっぱい
ベルベット・イースター
むかえに来て
まだ眠いけどドアをたたいて
空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもと違う日曜日なの

作詞 荒井由実



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野原 綾
花の苗を買って、世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡