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私もなってもらっては困る派

田中真紀子さんも、
メディアでいろんな色を付けられ続けている方だとは思うが、
この件に関しては、私も意見を残したいと思う。

どんな選挙も、次を見据えた売名行為の方も多いと思うが、
連日の出ずっぱりの報道合戦を見ると、テレビ向きの、
少なくとも各メディアには御しやすい方だと歓迎されているのが分かる。

それは損得の意味に過ぎない。

単純に視聴率のこともあるだろう。

見た目も良く、声も良く、若く、女性に人気もあるように思うからだ。

長所は短所になりうるので、
その点で総裁になった場合の意見も述べたいと思う。

「知的レベルが低い」との記者会見での受け答えは完璧で、
人格的な意味での好印象をあげたとのこと。

一社会人であれば、ましてや大勢の中でのインタビューであれば、
自分だけではなく関係者への不利益もこうむるので、
そのような質問をすることは、万が一でも、失礼すぎてありえない。

ありえるとすれば、最初から台本が仕組まれているか、
本人が言われ慣れているので、お互いに意に介せず、動じないことだろう。

小泉氏が初当選後、各種選挙での人寄せパンダの役割に徹していたことは、
多くの人の記憶に残っているはずだ。

おとずれるその土地、その土地の方言を使うと言うワンパターンで、
親密性を作り上げて、信奉者を増やしていったとともに、内部では
「役割をしっかり演じきれる人」という点での評価は高かったはずだ。

人前で演説することにかなりの場数を踏んできたので、
同年代の議員に比べて、その能力差は明らかだ。

ポエマーという一面と、意味のない小泉構文は揶揄対象ではあるものの、
取り上げ続けられる事で、人はテレビ芸人のような親しみを持ちはじめる。

「面白い人だ」「悪い人ではない」「完璧な人間などいないし」

欠点があればあるほど、知らず知らずに好きになっていく、という構図だ。

したたかで戦略的である。

氏は件の質問に対して、
「足りないところを補ってくれる最高のチームを作る」と仰られていた。

しかし、なにか役職や役割を持っている人で、
小さくても組織を動かした経験者なら分かると思うが、
そのチームを作り上げたとして、
動かなければいけないトップは、自分ひとりである。

「みんなでやりましょう」「みんなで手伝います」と、
チームがまとまったところで、動かす段階に仕上げるのは自分ひとりだし、
手伝える環境も、自分ひとりで作り上げなければいけない。

「学校の成績がいい」のと「地頭がいい」というのは根本的に違う。

総裁になったとして、いっきに若返りが入るので、人の情として、
小泉氏よりずっと年嵩の議員の方々をまとめるのは難しいと思う。

有無を言わせぬ議員としての実績がないということは、
能力に欠けていることが明らかであるからだ。

レジ袋を有料にしたこと以外に何があるのだろうか?

「プラスチックが石油で出来ていることを案外知られていない」

その一言だけで、国民の知能をかなり馬鹿だと捉えているか、
あまりにも世間知らずかのどちらかだという事が分かる。

外見で言えば、切れ長の大きなその目は、
丁々発止の外交の場などでは、感情を読み取りやすくて短所になる。

音楽家や芸術家であれば問題はないが、例えば習近平氏と並んだ時に、
双方がどんながタヌキに見えるかは一目瞭然である。

喰えないタヌキと可愛いタヌキが並ぶ。

過去最高の知能、
本当の知日派と言われる尹氏と並んだ時はどうだろうか。

ソウル大学法学部卒業後、検察総長まで昇りつめ、
親戚に国会議員はいるものの、父親は日本留学経験のある経済学者だ。

大学在学中のクーデター関連の模擬裁判で、
国務総理や大統領に無期懲役を宣告し、
身をひそめる必要がある程の危険を冒す経験もありながら、
司法試験は9回不合格ののち10年目で合格した不屈の精神の持ち主だ。

歴史を知る経験の重みが違う。

政治家は歴史の素養がなければ、
諸外国との軋轢に発展しやすい危険がある。

いくらチームの中の専門家にレクチャーを受けても、
自分自身の中に落とし込む地頭の良さが必要になる。

習近平氏より、小泉氏寄りの大きさの目だといっても、
その62歳の尹氏の胆力と比較するには、あまりにも幼い。

その幼さをサポートするのが、
「自分を支える最高のチームと言う他力本願」だということに、
開いた口が塞がらない。

盆踊り大会の主催者にでもなるつもりか、と思う。

どこか暗さを抱えたその表情と声は魅力的だ。
ひとりの人物として見るに、おおぜいの支持を集めても当然と思う。

しかし国運はそのトップに左右されることを考えると、
一億の命と生活を預けるに足る人物としては、
具体的な政策提示など一言もなく、雰囲気だけの短絡さで不安が大きい。

「夫婦別姓問題」は話してましたね。
それは今やるべき問題か、という時流の読めなさも致命的だ。

■もう人口減少を嘆くのは止めませんか?
また小泉氏は、東北復興や22世紀の日本についても議論を展開。日本の抱える課題である人口減少についても「もう人口減少を嘆くのを止めませんか?」と語った。「人口が減ったって、やっていけるという自信が大切。将来に悲観する1億2000万人より将来に自信と楽観を持つ6000万人のほうが強い。いつか人口が下げ止まるときがきて、そこから力強い成長がある。人口減少を強みに変えよう」などと大きな展望を語った。

小泉進次郎氏が若者に訴えた 「もう人口減少、嘆くのやめませんか」 #進次郎に質問 | ハフポスト NEWS (huffingtonpost.jp)





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