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人が動く二つの理由
人が動くときには二つの理由しかない。
一つは利益。
もう一つが感動。
つまり気持ちを揺り動かされたときに、人は動き出す。
「やりたいことを全てやる方法」という須藤元気さんの著作からの引用です。
須藤元気さんは元総合格闘家。
トリッキーな技を駆使し、コミカルなキャラクターもあって好きな選手でした。
ダンサーと歌手として活動された「ワールドオーダー」も好きでした。
政治家に転向されてからは政治思想が僕とはちょっと違うので、応援しているかと言うとちょっと微妙ですが。
人が動く時は必ず理由があると思います。
表に裏に。
そんな理由が「利益」と「感動」だよ、と須藤元気さんは説いています。
「利益」と言うとお金や物が思い当たります。
「感動」は心が動くことですよね。
嬉しかったり、楽しかったり、有益と感じたり、救われる気分による感情の動き。
形はないけど「感動」も「利益」に含まれる気もします。
会社では何かの催しや取り組みをする時、ご褒美(インセンティブ)を設定したりしますが、それがなくても行動を促す「感動」があれば人は動くのでしょうね。
自分を突き動かすものが何なのか、見つめてみようと思っています。
「使命」や「志」も「利益」や「感動」に素因数分解できるかもしれませんね。