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評論家はいらない

ミーティングとは話し合いでなにかを決めること。
評論家はいらないんだ。

社会人として大切なことは
みんなディズニーランドで教わった

香取貴信さんの著作にありました。
香取さんはディズニーランドで働いた経験から日本のあちこちで講演をされたり、本を出版されたりしています。
会社とかの会議やミーティングの場でしばしば起きるのが、悪意の感じられもする意見衝突やマウントの取り合い。
相手に責任を取らせたがったり、謝罪を押し付けたりもあるかも。
そんな時にミーティングの場には「評論家」が出現している気がします。
自分の物差しに照らしての評論は大事かもしれませんが、安全地帯から言いたい放題言うのは、当事者であってもなくても気分の良いものではありません。
進みたい方向や行き着きたい場所に行くために「何が必要なのか」の"メタ認知"が大事な気がします。
メタ認知とは、より高い視点で自分たちの位置関係や取り巻く資源、時間軸などを、俯瞰して認識すること。
メタ認知をするためには平常心が必要と思います。
怒っていたり、イケイケの気分ではバイアスがかかりますからね。
先日聴いた為末大さんの講演で「人は笑顔でメタ認知を得られる」とおっしゃっていました。
笑顔は平常心につながる表情なのかもしれませんね。
メタ認知を心がけ、自分の物差しに照らして適切に評論し、いわゆる「評論家」にならずに、進むべき方向へとミーティングの歩をすすめる、すすめさせるのが、ミーティングの達人と思います。

笑顔と言っても、イヤ~な笑顔の「評論家」もいる気がしますが、それは笑顔じゃないと思いたいなぁ。
メタ認知の結果、相手を必要以上に叩く人も時々いるのは、知っておくべきかもしれません。

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