いざ、蜷川実花展へ。
16日に少し遠出をして岐阜県の飛騨古川まで
ドライブしながら行ってきました。
(わたしは運転免許証がもはや身分証に
なっているタイプのペーパードライバーなので
ずっと助手席で歌っていました。)
駅の広告にこの蜷川実花展の
ポスターが貼ってあってね
なんとなく興味が湧いたので
調べたら行ってみたくなって。
最近の私のあるあるなんだけど
その人の事は知っているけど
以前からすごくファンだったとかそういう訳では
ないんだけどふと視界に入って興味が湧いて
本を読んだりこうやって展示を観に行って
好きになるって機会が増えていて。
でもそれってすごく素敵なことだなと思っていて、
今まで別に食わず嫌いってことではないけれど
触れてこなかったものに触れると
突然ガラリとわたしの中の世界が
変わるわけではなくても
確実にわたし自身の中に
新しい風は流れ込んでいるような
感覚があってすごく良いなって思ってるんだよね。
それで突然わたしの文章が
変わるってことはないけれど
でも間違いなくエッセンスは
微量ずつでも増えていってると思うので
自分の感性に引っかかった本や映画や展示とかは
これからもどんどん触れていきたいなと思う。
「Whispers of Light,Dreams of Color」
という展示が一番心惹かれてそれはもうつい
たくさん写真を撮ってしまいました。
同じくらいの時間に入場していたような人たちは
周りを見渡せば気が付けばほとんど居なくて
随分長い時間ここに居たのだなと思った。
この説明を読んだ時、ぶわっと鳥肌がたった。
一部抜粋しますね。
「この作品は、廃工場の天井から吊り下げられた1200本以上のクリスタルガーランドによって構成されたものです。光と色彩の幻想的な世界は、多様な色で構成されるクリスタル、光を繊細に散らすサンキャッチャー、蝶や星、ハート、目玉などのビジューをはじめ、様々なイミテーションの宝石により構成されます。それらは、まるで子供の頃、子ども達が大切にしていた宝物の箱に収められた、輝き溢れるガラクタのようです。他者にとっては取るに足らないものかもしれませんが、所有者にとっては価値を持つ「宝物」として輝いています。この作品は、そうした個々の記憶と感情を具現化し、光と色の共鳴を通じて多様な表情を見せます。」
「あなたにとっての宝物はなぁに?
それちゃんと大切にできてる?」
そう問われているような気がした。
だからずっとずっと見てた。
昨日は瞳のビジューにすごく惹かれた。
自分の心の中を覗かれているようだった。
滞在時間よりも移動時間の方が
長くかかってしまったけど
それでも行って良かったなって思った。
自分が感じたこの感情忘れたくないから
時々思い出して、大切にしようと思った。
それではまた明日🌷
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