理想のキーボード探し:ZSA社の3つのキーボードを比較検討してみた
Alice配列のキーボードにしてみたけれど、手首のねじれに若干の違和感を覚え始めました。
自作してみるのはどうだろうと考えてみたのですが、多分はんだ付けで挫折します。失敗したらひどく落ち込みます。
というわけで、完成品を探していたのですが、ZSA社のキーボードが気になってきました。
今取り扱っている3つの製品について自分にとっての良い点・気になる点をまとめて、検討しようと思います。特に自分にとって重要な点は太字で記載します。
1. Ergodox EZ
最初に気になったモデル。
良さそうな点:
両端のキーの幅が大きいので、この周辺のタイプミスが少なくて済みそう
角度調整用の足がある
交換できるキーキャップ、スイッチの選択肢が多い
気になる点:
ちょっと大きい気がする
親指クラスタのキーが多いので、器用に使いこなせるかどうか不安
中央に文字以外(t,g,bの右隣の列、y, h, nの左隣の列)のキーが配置されているので、ここはタイプミスが起きそう
2. Moonlander
こちらも気になっています。
良さそうな点:
親指クラスタのプレートが角度調節できるので、テンティングしたときに親指を楽な角度で使える
親指クラスタのキーが4つずつなので、これならなんとか使いこなせそう
交換できるキーキャップ、スイッチの選択肢が多い
オプションの platform がなんかすごそう。付けなくても角度調整は問題なさそう
気になる点:
通常キーの大きさがすべて同じなので、両端の列でタイプミスが発生しそう
中央に文字以外(t,g,bの右隣の列、y, h, nの左隣の列)のキーが配置されているので、ここはタイプミスが起きそう
3. Voyager
一番軽量でコンパクトなモデル。
良さそうな点:
軽量・コンパクトで持ち運びOK
中央に余分なキーがないので、タイプミスは少なそう
個人的には一番格好いいと思う
気になる点:
親指クラスタの各キーが2つしかないので、設定に苦労するかも
キー数が少ないので、コーディング時の記号の配置が悩みどころ
交換できるスイッチやキーキャップの選択肢が少ないかもしれない
以上の点から考えた結果
太字で書いた重要な点の合計数で見てみると、良さそうな点が一番多かったのがMoonlanderで、気になる点が一番少なかったのはErgodox EZとMoonlander。
ということは、Moonlanderですね。
オプションなしで $365。円に換算すると ¥57,439(2024/07/20現在)です。この価格は、人生で一番高価なキーボードになります。
そして全然関係ないものが見つかる
と、金額で躊躇しているときにネットを見ていたら、ZSA社とは全然関係ないのですが、気になるキーボードを見つけてしまいました。
分割できるAlice配列キーボード。
レトロな色使いが可愛いです。
ちょっとだけ傾き(4.5度)をつける足が付属しています。
スイッチ交換もできます。
今使っているのもAlice配列なので、タイピングの感覚が無駄にならないのも嬉しい。
でもキーアサインの方法がちょっと特殊で、キーボード操作で設定するようですね。
現時点でのまとめ
どれも一長一短あって悩ましいので、もうちょっと検討してから決めようと思います。