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シロクマ SuperPod TD-21

数年前の話なのですが、リモートワークが当たり前になったので、PC環境のスピーカーを一新しました。
これが意外と悩みました。
机の上に置きたいのに、奥行きが長いものが多いんですよね。
机の奥行きって長くてだいたい40〜65cmくらいだと思うのですが、箱型のスピーカーは普通に20cm以上の奥行きがあって、設置すると机の上が狭くなります。
かといって薄すぎるスピーカーだと音がちょっと・・。
というわけで、個人的な基準ですが、以下のような優先順位で選びました。

  1. 奥行きが控えめなもの
    冒頭でも触れましたが、奥行きで20cmとか占有されると、机の上が狭くなります。なるべくコンパクトなものがほしいです。

  2. アンプがあるので、パッシブでもOK
    僕の場合、アンプがあるので、アクティブスピーカーである必要はありません。

  3. 疲れにくいもの
    仕事中にBGM流しっぱなしにするので、聴き疲れしないものがほしいです。

  4. 音質
    良いに越したことはありませんが、机の上に置くので、ある程度妥協も必要かなと思います。

1ヶ月くらい調べて、ちょっと変わったスピーカーを見つけました。

シロクマ・・初めて聞く名前でした。
奥行き(直径)は、140mmなので、これはよい奥行き感。
このタイムドメイン方式のスピーカーは熱心なファンの方も多いようです。
(塩ビ管を加工して自作する人もいるようです。すごい)
実際に視聴できるところがなかったので、YouTubeで他のタイムドメインのスピーカーの音を聴いてみました。
なんとなくよさそうな気がしたので、購入することにしました。

接続

PCとの接続は、以下のようにしています。

 PC(Linux) → USB-DAC → アンプ → シロクマスピーカー

USB-DAC

FOSTEX HP-A8。ヘッドフォンアンプですがUSB-DACとしても使っています。

FOSTEX HP-A8

アンプ

RASTEME RUA22A。結構昔に秋葉原の直売店で視聴して、小さいけど結構いい音がしたので、衝動買いしたものです。結構気に入っているのですが、もう会社がなくなっているので、とても残念です。

RASTEME RUA22A

スピーカー付属のケーブル

スピーカー付属のケーブルがちょっと変わっていて、アンプ側はY字プラグ、スピーカー側がRCAになっています。
バナナプラグが使えるようになっていると便利なのになあと思います。
市販の他社製ケーブルをそのまま使えないので、注意が必要です。

聴いてみた感想

それほど良い耳ではないので、あくまでも個人的な感想としてお読みいただければと思います。

予想していたよりも綺麗な音でした。
ピアノ、BGMとしてのジャズ、J-POPなどであれば問題ないかなと思います。
昔のCDなどをこのスピーカーで聴き直してみると、これまでと違う聴こえ方がしたので、なかなか面白いです。

一日中流しっぱなしにしてみたのですが、特に疲れもないです。以前は有線ヘッドフォンで聴いていたので、(当然ですが)とても楽になりました。

セリフも聞きやすいので、YouTubeやNetflixの試聴に使うのもよいと思います。

設置に関しては、それほどシビアでなくてよく、僕は机の奥の方に直置きしています。
ただスイートスポットというか、音が濃密に聞こえる位置がスピーカーの中心よりも下側にあると感じたので、それを楽しみたければスタンドなどで調整してあげればOKだと思います。

まとめ

仕事をしながら音楽を聞き流すのには十分だと思います。
なんといっても奥行きが短い(140mmの筒型です)ので、机の上が広く使えます。

アンプがない環境の場合は、アクティブ型もありますし、

小型アンプのセットもあります。

カラーのバリエーションもとても多いです。
自分の部屋の環境に合わせて選べるので、そういうところも良いと思いました。
ただこのスピーカーは、家電量販店ではほとんど取り扱いがないので、事前に試聴するのが難しいと思います。レンタルサービスがあるようですので、それを利用してみるのもよいかもしれません。


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