Dockerのエラー対策:invalid mount configを解決する方法
Docker Composeを使っていると、思わぬエラーに遭遇することがあります。今回は、私が直面した「invalid mount config」エラーの対処法をご紹介します。
先日、docker-composeでこんなエラーが発生するようになりました。
Docker 27.3.0 error: Error response from daemon: invalid mount config: must use either propagation mode “rslave” or “rshared” when mount source is within the daemon root, daemon root: “/var/lib/docker”, bind mount source: “/var/lib/docker”, propagation: ”
とりあえず、バージョンを下げればよいのかなと思い、manjaro-downgradeを実行して、dockerのバージョンを1つ前のものにしてみたのですが、状況は変わらず・・。
色々調べていくうちに、このページにたどり着きました。
このページのアドバイスに従って、Docker Composeのバージョンを下げたところ、エラーが発生しなくなりました。
今回は、docker-compose 2.29.2-1へダウングレードしました。
現在のところ、以下のバージョンの組み合わせで、エラーが発生しなくなっています。
docker 1.27.3.1-1
docker-compose 2.29.2-1
そのうち最新のバージョンが来たら、解決されそうなことが書かれていたような気がするので、そのときはまたバージョンを上げてやればよいと思います。
また、私はmanjaroを使っているので、manjaro-downgradeというツールを使いましたが、他のディストリビューションには別のツールがあると思いますので、適宜準備しておけば良いかなと思います。
同じような現象で困っている方に対して、何かのお役に立てれば幸いです。