Eleanor

日記、エッセイ、詩、作品レビューなどを書きます。自由。 26歳♀。✳︎好きなもの : 映画 / 音楽 / 本 / 美術館 / 写真

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日記、エッセイ、詩、作品レビューなどを書きます。自由。 26歳♀。✳︎好きなもの : 映画 / 音楽 / 本 / 美術館 / 写真

最近の記事

笑った時の目尻の皺を見て、恋しくなる。歳を重ねていることの寂しさもあれば、歳を重ねているゆえの愛しさも。

    • 秋の空に溶けた

      この日の風を憶えていて 大切に直した自転車で森を走る 微かに海の香りがして 逸る心が体温を上げる 温かな光が頬を撫でる そのたび私は何度でも少女に戻る 知らなかったでしょう ひらひらと舞う落ち葉が祝福のように ひらひらと舞う落ち葉が祝福のように 時間はゆっくりと流れ 私は光に吸い込まれる 瞳の温度を感じていた 見つめ返すには もう秋の空に溶けすぎていた それでも たしかにあの瞬間 私はあなたで満ちていたと言う いつまでも いつまでも

      • あの人がいなくても生きていける。今までもこれからもそうだった。

        • それでもいいよ 君が誰を想っていても 今だけでもいいから私と少し一緒にいて

        • 笑った時の目尻の皺を見て、恋しくなる。歳を重ねていることの寂しさもあれば、歳を重ねているゆえの愛しさも。

        • 秋の空に溶けた

        • あの人がいなくても生きていける。今までもこれからもそうだった。

        • それでもいいよ 君が誰を想っていても 今だけでもいいから私と少し一緒にいて

          引力のある人

          最近は暗い方に思考が傾いていた。 近い将来、まだ若くて可愛いうちに死んでやるんだ、なんて思ってしまうこともあるけれど、 思いがけず光明が差すことがある。 先日、職場の人懐こい読書家の同僚が 私の影響を受けて海外の古典文学を買ったんだと 話してくれたことを思い出していた。 私なんかよりよっぽど、彼女の方が本読んでるのに。 すごく嬉しかった。 休日も、私のこと考えてくれたんだ。 おい、メンヘラみたいなこと言っちゃったよ。 弁解せずとも十分メンヘラだけれども。 少し彼女の

          引力のある人

          私が自分を大切にできなかったばっかりに、叶う恋も叶わない。これからもそうだ。1人で生きていくんだ。そして若くて可愛いうちに死んでやる。

          私が自分を大切にできなかったばっかりに、叶う恋も叶わない。これからもそうだ。1人で生きていくんだ。そして若くて可愛いうちに死んでやる。

          読書記録としてのつぶやき。数週間前に太宰治の「人間失格」を読み終えた。自分の中で京橋という場所が意味を持つようになった。今読んでいるのはポール・オースターの「ムーン・パレス」。

          読書記録としてのつぶやき。数週間前に太宰治の「人間失格」を読み終えた。自分の中で京橋という場所が意味を持つようになった。今読んでいるのはポール・オースターの「ムーン・パレス」。

          最後の言葉を思い出していた。本当に最低だった。なのに毎日、来る日も来る日も、彼に会いたいと思っている。私の苦しみはいつまで。

          最後の言葉を思い出していた。本当に最低だった。なのに毎日、来る日も来る日も、彼に会いたいと思っている。私の苦しみはいつまで。

          Fortnight - Taylor Swift [和訳]

          本日は歌詞の和訳をしてみました。 第1回目。 Taylor Swiftの"Fortnight(2週間)" 彼女の11thアルバム、"THE TORTURED POETS DEPARTMENT" のリードシングル曲。 ミュージックビデオには、アルバム制作にあたって彼女がインスパイアされた映画"Dead Poets Society"(邦題「今を生きる」)のキャストが出演しており、話題となった。 また、映画”Poor Things”(邦題「哀れなるものたち」)の影響も受けて

          Fortnight - Taylor Swift [和訳]

          音漏れ参戦、木々を仰ぐ。

          土曜日。 朝ごはんはほぼ昼間だったが、ホットケーキを作って食べた。 今日は。ほぼ日記のライブレポします。 夕方。 カネコアヤノの日比谷野外音楽堂公演の音漏れを聴きに日比谷へ出向いた。彼女は今や1日公演ではチケットが当たらないほどビッグネームとなっている。野音のキャパはもう厳しいぜ。 一曲目は「サマーバケーション」。 今いっちゃん聴きたかったやつでした。 さすがだ。本当に。 ところで、これは今朝の話ですが 一緒に行かないかと、連絡を途絶えている人にすんでのところで連絡

          音漏れ参戦、木々を仰ぐ。

          「サマーバケーション」

          夏ですね。 外で蝉が元気に鳴いているのを聞くと嬉しくなる。 幼い頃からと同じように、今年も夏が巡ってきている。その度に、おかえり、ただいま、という気持ちになったりする。 当の蝉のほうは、必死なのかもしれないけれど。 私ももっと懸命に生きるべきか、と 心では何となく焦りながらも 涼しい部屋で呑気にコーヒーフロートを喫しているのだった。 唐突ですが、私は夏が絶望的に似合わない女。 これっぽっちも爽やかではないからね。 色で表すと秋の、少し燻んだ濃い色が好き。 パーソナルカ

          「サマーバケーション」

          「振替休日、本当にどこでも大丈夫です!」と伝えてあったのに、普通に3連休をくれる上司への愛。

          「振替休日、本当にどこでも大丈夫です!」と伝えてあったのに、普通に3連休をくれる上司への愛。

          「退屈な日々にさようならを」

          主題歌を担当しながらカネコアヤノも実際に出演しているということで、今泉力哉監督の同名タイトルの映画を観た。 「退屈な日々にさようならを」。 『「いなくなる」ってことは、 「ここにいた」ってこと。』 というのがキャッチコピー。 中盤までは、「なんか変な映画だな、、」と思いながらも、カネコアヤノが好きということと今泉監督作品を漁りたい気持ちで最後まで見終えた。 涙が出た。 本当に変な映画だし、それなりに暗い内容だったけれど。絶対に万人受けはしないだろうと思った。 失踪が

          「退屈な日々にさようならを」

          無償の

          「好きな人をどうしたいとか、あんま思わないですけどね。この同じ世界で、どこかで幸せに生きてくれてたらそれだけで嬉しいもんな。」 好きなアーティストが、先日のインライでさりげなく言っていた言葉。 基本的に歯に衣着せぬ物言いをする方だと認識しているので、偽善でも何でも無く、本心であることがわかっている。 いや、心の内など、誰にも知り得ないけど、 そう言葉にできること自体がすでに愛であると思う。 だって相手がその言葉を耳にしたら、きっと心が洗われるから。 そんな「愛」につい

          幽霊 [詩]

          遠い場所にいる あなたの好きな音楽で 私の心は春になって 私の好きな音楽に あなたの姿を見る か細い線をひとり 繋げる 指でなぞるは 奇跡とこじつけ 滑稽 空虚なまあるい背 いつのまにか、私は幽霊だった。 ひとりぼっちの幸せな幽霊 夢を見ている 夢を見ている

          幽霊 [詩]

          日記。とても雑記。

          日記。 いろいろごちゃごちゃ書く、雑記です。 ここ数日、記事を編集するだけで何も投稿できていないので、一旦ただの休日の朝食について。 コーヒーミルを購入してから、常に珈琲は豆から挽いて淹れている。手動で。 自分の握力の弱さに気付かされる。 急いでいる朝には少々大変だが、粉は酸化しやすいし、豆から自分で挽けば良い香りをその都度楽しめる。やはり手間をかけるとそのぶん嬉しい。美味しい。 個人的に、珈琲を淹れる時間の幸福度は高め。 それから、久々のトースト。 焼いたあと早く食

          日記。とても雑記。