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Findyがテックカンファレンス事業にかける想い

こんにちは、Findy Tools事業部の山田GOです。
最近山登りにハマっていて、毎週登っています。自然の壮大さと人間がいかに小さい存在かを感じて、初心を忘れずに生きたい所存です。

ファインディでは技術カンファレンスを事業として運営しています。色々なカンファレンスを開催してきた中で、ファインディがなぜカンファレンスを運営するのか、Findy Toolsがなぜカンファレンスをやっているのか、という点について思いの丈を書きます。

本題に入る前に、なによりもまず、ファインディのカンファレンスに参加いただいている皆さん、ご支援いただいているスポンサーの皆様、会場提供やイベントの支援をしてくれているイベント会社様、いつも本当にありがとうございます🙇‍♂️


これまで開催したカンファレンス

これまで開催したオフラインメインのカンファレンスは以下です。(コミュニティの方々や他のDevRelの方からするとまだまだ歴史は浅く、数も多くはないです)
・開発生産性Conference 2023・2024・2025(予定)
・アーキテクチャConference 2024・2025(予定)
・VPoE Summit 2024・2025 Spring(予定)
・内製開発Summit 2025(予定)
・etc … 日本・海外も含めてまだ仕込み中

3行まとめ

  • 海外の登壇者を招聘することで、世界と日本のエンジニアリングの知見をつなぐことでエンジニア業界に貢献したい

  • AI時代だからこそのオフラインコミュニケーションの重要性と熱狂できる場を作りたい

  • Findy Toolsとしては「ツールの導入、活用、各社のリアルな技術話しをまとめて聞ける・話せる場である

ファインディが技術カンファレンス事業を手がける3つの理由

1. 海外の登壇者を招聘するわけ - 世界と日本のエンジニアリングの知見をつなぐことに貢献したい

ファインディは「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる」というビジョンを掲げています。

テクノロジーによる社会変革の時代に最も必要なことは、エンジニアの可能性を拡げることです。
Findyは、アルゴリズムとヒューマニティの融合によって、すべてのエンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームをつくります。
個人のチャンスを生み出し、組織の生産性を向上させ、社会の人材資産を好循環させる。
エンジニアプラットフォームが、デジタル社会の発展を加速していきます。

ファインディ コーポレートサイトより

このビジョンに明確な定義はまだないのですが、このプラットフォームに向けて日本と世界の知見をつなげることには大きな意義があると信じています。

ハードウェアの領域で世界を席巻していた日本が、ソフトウェア領域では海外、特にアメリカに遅れていると言われています。"英語"という1つ大きな言語の壁があるのは事実で、英語話者のエンジニアの数も多い中でソフトウェア技術の進化も海外の方が速いケースが多い。
しかし、世界で活躍している日本のエンジニアの方々の発信や世界のエンジニアと話をすると日本の技術が低いとは決して感じません。

それであれば、海外での知見や経験を言語の壁をできる限り取っ払って、できるだけリアルタイムで日本に繋げていくことで、エンジニアではない自分でも何かしらつくる人に貢献したい。
そんな思いで最初の開発生産性Conferenceや、手がけるカンファレンスでは、できるだけ海外のKeynote Speaker、Special Speakerを招聘するようにチームで頑張っています。(※海外登壇者を目的化はしないです。)

もちろん他のテックカンファレンス、DevOpsDaysやRegional Scrum Gathering Tokyo、Platform Engineering Kaigiなどでも海外登壇者の方をお招きされていましたので、これ自体は新しいことではないです。

一方ファインディとしては、こうしたすでにあるコミュニティ主催のカンファレンスに競合することはないようにしつつ、テックカンファレンスを1つの事業として進めることで、新しい切り口かつ、最新情報やここでしか聞けない話しをよりたくさん届けていきたい。

ちなみに余談ですが、Keynoteの内容に関する打ち合わせで、みなさんよくおっしゃっていただくのは、日本のエンジニアの数も決して少なくないので、むしろ彼らがどのようなことを考えているのか、どのような状況に置かれているのか、ぜひ日本のエンジニアとも話したい、と関心を持っていただくことが多いです。

世界109カ国のITエンジニア数は推計2,680.5万人、前年比13.3%と急増、国別では1位米国、2位インド、3位中国、日本は世界4位を維持するが伸び悩む より引用

2. AI時代だからこそ、オフラインコミュニケーションを大事にしたい

生成AIが台頭する時代になって、生産性の向上やオンライン上でのコンテンツがかなり自由に生成できるようになりました。また、壁打ちやディスカッションなども気軽にAIと進めることができます。直近ではDevinが新卒の方にとって変わってしまうのでは?などという話もありますが、そんな時代だからこそ、人と人の対面での直接的なコミュニケーションというのは非常に重要になります。

主催しているカンファレンスは、1つのテーマに対してオフラインで集まるため、ある意味、同志が集まっていると言っても過言ではない。そんな同志が集まる熱量高い場所であり、知見を得て、ディスカッションして明日からも頑張ろうと思える場所、そういう場を今の時代だからこそ築いていきたい。

t-wadaさんと開発生産性Conference 2024にご登壇いただいた際、カンファレンスでは廊下が大事というお話もしました。主催しているカンファレンスで最大化できているとはまだまだ思っていないので、こうした場も生み出していけるようにブラッシュアップしていきます。(アイデアがあればぜひください!🙏)

3. Findy Toolsとして、ツールベンダー・事業会社からの知見が集まる場をつくること

さて、Findy Tools事業部が手がける理由についてお話しする前に、Findy Toolsとは何かを簡単に説明します。

Findy Toolsは、開発ツールのレビューサイトです。様々な開発ツールの情報や、各社の選定理由、活用方法などをレビューにまとめています。
ユーザーにヒアリングをしていると、「直接聞きたい」、「意思決定の裏側を知りたい」、「ぶっちゃけ活用できているのかを知りたい」「自社の環境に合うのか」という声も多くいただきます。

技術カンファレンスは、こうしたメディアには掲載しづらいけど、オフラインなら話せるという登壇者の方や、ぶっちゃけ話をその場でまとめて話せるという効果があります。

こうしたところから、Findy Tools事業部として技術カンファレンスを手掛けることで、主催が企画したセッションに加えて、スポンサーいただいているツールベンダー様や採用に関連した認知向上を図る事業会社様の具体的なお話しをいただくこと、ブースで直接話せる場をつくることで違う角度でのディスカッションやぶっちゃけ話ができると考えています。

Findy Toolsについては、よろしければ、こちらもご覧ください。

いかがでしたでしょうか。
ファインディとして2025年も色々なカンファレンスを手掛けていきたいと思っています。この人の話しを聞きたい、このテーマはどうかなどがあればぜひお気軽に教えてください!海外登壇者アサインには少し自信が出てきました💪 

最後に。3月に新しいサービスをローンチします!

これまでファインディでも様々なカンファレンスを実施してきて、色んな課題にも直面してきました。3月にはカンファレンスに関する新しいサービスをリリース予定です。お楽しみに!

また、一緒に盛り上げてくれる仲間も絶賛募集中です!!


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