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せーげん2
伊勢に行ってかえってくることも含めた 今から明日の終わり迄に明らかになるのは ナーガのバラバラ分け御霊が俺のようなもののところに来ること自体に 特に意味は無い 特に意味は無かった ということだろう 私はもうその無意味性を受け入れることが出来る そのような力のそれとしての力の発揮がある あったというだけのことだ 対して私も私のようなものとして力を発揮する そのような力のそれとしての力を完遂する
しかし色々な色や物や者共に輔けられた
一旦の旅の終わりだ Ite missa est
おいき おいき おかえり なさい
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但し私は例えばどちらかであり得ず 更なる統合と上昇に支えられた事態の進展を最初から知っている 唯一一応気になることは (亜)構造の保持の為にただ磔られるということが やはりあるのだろうかということだ ギロチンの刃も降っては来ない 私は土壇場でブランチを喰いに出掛ける それが使い古された舞台装置の深呼吸に繋がると知っているから 私はいきかえる 舞台裏も一掃だ