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気にするは気にし過ぎになるので、気を付けることを推します。

「気にする」と「気を付ける」の境界線が曖昧だと
しんどくなってしまうと思います。

人からどう見られているか「気を付けて」振舞う―これは良し。
と言うか、マナーですね。
でも、人からどう見られているか「気にして」いたとして
それが「気にし過ぎ」になると、これはもう、しんどい。

言葉においてもこのことを常々実感。

よく「自分が言いたいことを言えない」という相談を受けます。
恐らくこの場合は
「自分の発言が相手にどう影響を及ぼすか」を気にしていている状態。
確かに分かります、うんうん。
私も必要以上に気にしてしまって言えなかった経験アリですから。

そもそも私たちは人からの評価を気にする、恐れる生き物。
良く見られると嬉しいし、悪く見られると凹む…。

で、これが発展してしまって
「人との会話において 言葉だけではなくて服装とか持ち物とか振る舞いとか
色んなもの・ことが気になりまくる」
になったらしんどい…。

それによって自分の考えが言えなくて
それによって何も考えていないだの、暗いだの、
真面目にやっているのか、オイ
みたいに思われたり言われるともっとしんどい…。

いくら自分が気にし過ぎていたとしても
相手が自分をどう見ているかを操作することはできません。

「私、こんなに気にしていますから、よろしくお願いします」
と言って、
「そうですか、分かりました。好意的な見方をしますね。」
なんてなるわけがない!
自分には自分の見方や感覚があるのと同じように
相手にも相手の見方や感覚がある、
というのを少しずつ落とし込んでいけば良いと思うのです。

自分にできることは相手にできるだけ失礼のないように
ある程度言葉を選んで発言すること。
相手のことを思いやって「気を付けて」発言すること。

それが相手に響かなかったり賛同されなくても
どちらもまーったく悪くないですし
自分の価値が下がるわけでもなんでもない。
コレ、1人でも多くの人に本当に伝えたい。

自分の考えや感情を大切にして
相手の考えや感情もちょっと大切にして
会話をする練習を慣れている相手や
ここならOKかな?と自分が感じる状況から始めていきましょう。

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