仕事は、必ず誰かを幸せにする
2018.12.21
この日は特別な日になった。
その日の日記はこうだ。
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ポート上場!!!
ソーシャルリクルーティングに入ったあの頃夢みてた景色。
「見たことのないものを見に行こう」
これがキャッチコピーだった。
「アジアナンバーワンリクルーティングカンパニーになる」というビジョンを超えて今、社会になくてはならない会社になれただろうか。なれた!
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あの頃の壮絶な生活を思い出すと、生きた心地がしなかった。
お金もなくて、
夜ごはんは、深夜1時にオリジン弁当の130円くらいの豚汁をカップすれすれまで具をいっぱいいれて、家で炊いたお米と食べたりして、
売れない芸人の特番で出てきそうなエピソード。
スタバ一杯買えなくて、スーパーの安いコーヒーの粉を買うか、白湯。お水も買えないから水道水を水筒に入れてたり。
自由な時間もなかったし、友達にも家族にも好きな人にも会えないし、一人の時間もなかったし、
とにかくなにもなかった。
野心以外は。
っていう状態。
ずーっと3年間アドレナリンが出てたのかな。
やり遂げられた。生き抜けた。毎日を。1日1日を。
社長はよく「会社は子どもだ」と言った。
文字通り、みんな会社を愛した。
身を捧げた。
テレビやネットで流れるニュース。
ほとんど盛り上がらない、どっかの会社が上場したって。
それが私たちにとってどれほど胸が熱くなることなのか。
私たち以外にはわからないことです。
会社が上場したのは、創業から8年ほどの頃かな。
そう、わたしはもうそこにいない。
もし残ってそこにいたら、そんな考えがよぎる。
だけど私は後悔しない。今の人生が好きだから。
お金じゃないんだ、時間じゃないんだ。愛なんだ。
こんなに愛せる仕事があるなんて。そう思わせてくれた。
最愛の仕事に出会えたこと。
最愛の仕事、仲間、会社。
1日24時間のうちの3分の1を占める仕事がもしつまらなかったら、人生の3分の1がつまらないことになってしまう。そんなのみんな嫌なんだ。
目の前の仕事がどんなに嫌でも頑張り切れる力。それが愛なんだ。
仕事を愛すること。お客さんを愛すること。仲間を愛すること。そう言う大切なことをたくさん感じられた。
この先、わたしが仕事を嫌いになることはないだろう。だって、もし嫌になりそうになったら、好きになる方法をたくさん知っているから。
今、仕事が嫌だなぁって人は、世の中に何割くらいいるんだろう?かわいそう。仕事って本当はすごく魅力的なものなはずなのに。
仕事は、誰かを必ず幸せにするものだから。
わたしはたくさんの人を幸せにしたくて、ものすごい速さで仕事をする術を身につけた。どんな仕事にも使えるノウハウ。それはまた別の時に話すとして、
私はもう、今は自分のために働きたい。というところまで来た。来られた。
私は私のために仕事をする。私の人生のために。もっともっと、やったことのない挑戦がしたい。こんなわくわくする気持ちを、もしかしたら一度も味わわずに死ぬ人もいると思う。きっといる。
私の想いが正しいだとか、そんな風に押し付けない。ただ私は、
仕事っていいよ!最高!
それを伝えていきたいんだ。
仕事は、大人だけができる最高の遊びだから。