10/5 巾着田~秩父~長瀞
この日は昨年初めて行った「巾着田」の彼岸花撮影に行って参りました。
撮影機材
この日は雨とのことで、撮影機材も雨に強いものにしました。
Panasonic LUMIX GH5II + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH.
目的地までの移動
目的地の高麗までの移動に西武鉄道の看板特急「Laview」を利用しました!
(途中の飯能まで利用、飯能から先は普通列車)
Laviewの乗車は初めてでしたが、座席も非常にゆったりしていて良かったですね。あとは何と言っても窓が大きい! 「リビングのような空間」をイメージしているとのことで、窓が何と膝の下ぐらいまでの大きさになっています。
撮影分
ここでは巾着田における撮影分をご紹介します。
巾着田では霧雨の影響からか、地面がぬかるんでおり足元が悪い状態となっていましたが、雨露に濡れた彼岸花を撮影することが出来ました。
マクロレンズで雨露のアップ撮影なんてのも良かったのかも。
(追記)
巾着田の模様を4K動画に収めましたので是非ご覧ください。
※PCやブラウザのスペックによっては4Kでご覧いただけない場合があります。
撮影分(その他)
巾着田の後は秩父を経由して長瀞へ。目的は秩父鉄道のSL撮影です。
西武池袋線飯能~西武秩父線西武秩父まではこの車両(4000系)、Laview(001系)またはS-TRAINで使われる車両(40000系)のいずれかのみ。
特に日中の普通列車はこの車両しか来ません。
西武秩父線は今年で開通55周年。
一時外資系の投資会社から廃線を促されたこともありましたが、西武鉄道がTOB(株式公開買い付け、敵対的TOB)を行ったことにより、廃線を免れた路線でもあります。
なお、西武秩父線は吾野~西武秩父間の路線であり、途中の吾野までは西武池袋線となっていますのでご注意を。
ここに展示されている車両はかつて西武秩父線を走っていた車両。左側は西武が所有していた電気機関車(E851形)で、右側は初代のレッドアロー号(5000系)。初代のレッドアロー号は遠く離れた北陸の富山県(富山地方鉄道)にて第二の人生を送っている車両もいますね。
西武鉄道が電気機関車を所有していた理由は、秩父地方で採れる石灰石によりそこから生成するセメントの生産が盛んにおこなわれており、西武秩父線がかつてセメントの貨物輸送を担っていた時代があったからとの事です。
西武鉄道がセメント輸送を廃止して以降からは、同じくセメント輸送を行っている秩父鉄道が担っています。
【詳細リンク】
西武秩父駅の駅舎。2017年にシックな色合いの駅にリニューアルされました。隣には銭湯もあるそうですよ。
西武秩父駅から少し歩いたところにある秩父鉄道の御花畑駅。
住宅が立ち並ぶ場所にあるポツンとした感じの駅舎でした。字体がレトロ風。
移動した場所はライン下りで有名な長瀞駅。
この駅舎も非常に歴史が長そうな感じですね。駅前の丸ポストがレトロ感を引き立たせてくれます。
後ろが切れてしまいましたが、秩父鉄道の貨物列車。
西武鉄道が離脱した後は秩父鉄道がセメント輸送を担っています。
そしてこちらが秩父鉄道の看板列車「SLパレオエクスプレス」。
撮影当日の10月5日から、牽引しているC58 363号機のデフレクター(除煙板)が鳥取県の後藤工場(現:後藤総合車両所)で製造されたものへ変わりました。
この列車が運転されるのは3月~11月の休日(土日祝)のみです。
長瀞駅の看板。「駅」の字が旧字になっているところが良い。
レトロな駅舎でありながら交通系ICカード利用可であるところと、液晶画面による列車案内がしっかりと備わっていました。
帰りはこの車両で長瀞~羽生まで通して乗車、その後羽生から久喜・春日部などを経由して帰宅。長かった~!!
ちなみにこの車両は元東急の8090系ですね。
最後に
今回は巾着田の撮影に加え、長瀞での撮影についてもご紹介しました。
巾着田があいにくの雨天となってしまったことと、殆ど枯れてしまったことに残念感が漂いましたが、一部咲いているところもあったのでまだ良かったかな~?
加えて初めてとなる秩父鉄道の乗車。帰りの羽生行きが結構な長旅でしたが山間部から平地へと変わる瞬間、トコトコ走るローカル路線から通勤・通学路線へと様変わりするのでこんなにガラッと雰囲気が変わる列車もいいものだと思いましたね。
全体的には曇り日で終わってしまったので、来年は晴天の中で撮影を行いたいですね。
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