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好きに書く 1

どこの誰かわからない人にいつ届くかも分からない。少しの期待と多めの諦めがないまぜになりながらいつもnoteを書いている。インターネットという大海に絵の具を一滴垂らすような感覚だと思う。

特定技能制度という業界に身を投じ、行政書士事務所として、Exstan株式会社の代表として、いわばプロフェッショナルとスタートアップの社長の鎧を毎秒早着替えしながら生きているような実感がある。

20代として最後の夏。
去年までとは違い、夏の暑さや台風の進路にも気に留められる余裕ができた。
そんな余裕はお前には不相応だといわんばかりに、今月には第一子が産まれる。

更には30代に向けての新たなチャレンジとして特定技能分野に特化した人材紹介事業もスタートする。やるべきことは山積している。

ようやく着慣れてきた2つの鎧に加え、纏うべきものは増えていく。
学生時代に意味もなく毛嫌いしていた、「大人」という枠に自分が押し込まれていくような感覚と、無意識に反発したくなる「あの頃」の自分がせめぎ合いながら、それでも続く日常をなんとか乗り越えている。

時はお盆休み。普段は人の波がうごめく23区もこの時ばかりは遠くのアスファルトが目に入る。

いつ産まれてもおかしくないから、酒も飲まないし、遠出もしない。
やっておきたい仕事もあるし、それなりに夫婦で息抜きもできている。

経営をする上で重要な、いわばメンターに昨年であった。提供しているnoborderというシステムの活用方法や、営業方法について忌憚ない指摘、アドバイスをもらい、それを日々の運用に活かしている、
最近は週に3回会うくらい密にコミュニケーションを取っている。

そんな彼から聞いた言葉が、ずっと耳に残っている。

「裏切る人間は短絡的である。将来的にもっと伸ばせたかもしれない自分の利益を今の段階で利確してしまっていること。これまで努力することなく入ってきたはずの一次情報も新たな顧客の獲得も非常に困難になる。」



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