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【購入品】ムーミン公式ファンブック2021の感想

そろそろ話題も尽きるのでは?と思うことが時々ありますが、運よく尽きていません。

今年のムーミン公式ファンブックの付録はエコバッグですが、もうエコバッグはたくさん持っているので買わなくてもいいかなと思っていました。しかしながら、今秋日本で公開の映画『TOVE』の主演女優さんへのインタビューが掲載されていると聞き、購入を決めました。楽天ブックスで注文しましたが、2日で届きました!はやい!!

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付録の感想

今回の付録は、「森のショッピングトート」。木々のなかにムーミンたちがちりばめられたデザインでどこから見ても可愛いです。内ポケット付き、ジッパー付き、マチ付きで、厚みのある生地エコバッグでした。丈夫さゆえに薄手のものと比べると畳んだ状態はややかさばりますが、重いものを入れても大丈夫そうです。大きさは、お買い物かご軽く1つ分は入りそうです。この生地でこの形状ならサブバッグにもなりそうなので、個人的にはもう少し小さいサイズでもよかったかなと思います。

雑誌の感想

内容は、とてもざっくり言うと、ムーミンのキャラクターやの本(小説・コミックス)、グッズ、ムーミンバレーパーク、作者トーベ・ヤンソンの半生を描く映画『TOVE』の紹介です。

トーベ・ヤンソンを演じたアルマ・ポウステイさんのインタビューを読んで、ファンブックを買って良かったと思いました!!私が惹かれたところを引用します。

 戦中、戦後の激動の時代が描かれている本作品。観る人にどんな印象を与えると思いますか。
この作品は、観る人それぞれの立場や感覚によって印象が変わると思います。ご自身が今、人生においてどんなシチュエーションにいるかによって、感じることが違ってくる。あなたの中にどんなシーンがどんな風に響くか、それを探求してみてください。」

トーベ・ヤンソンを知りたくて観るのはもちろんですが、映画を観て受け取る主体は「私」です。小説でも映画でも、他の芸術作品にも言えることだと思うのですが、作り手の意図を受け手がどう受け取るかは受け手によって違って、そこが面白いところです。『TOVE』を観るときには、「トーベ・ヤンソンを知らなくては、理解しなくては」と気負いせず、観ている「私」とも対峙しながら楽しみたいです。

ムーミンにも、読む時々で違う印象を持つと思う

ムーミンも、それ以外のヤンソンの本も様々な要素が含まれているので、「ご自身が今、人生においてどんなシチュエーションにいるかによって、感じることが違ってくる。」というのは映画だけでなくヤンソンの本にも言えることではないかと思います。実際に、ムーミンは何度読んでも面白くて、読むときの気持ち次第で惹かれる箇所も変わります。

この雑誌では、ムーミンの小説とコミックスから「5つのマインド」と題してテーマを設け台詞や地の文が引用されていますが、まだムーミンの本を読んだことのない人には、引用を読むことで満足せず、実際に本も読んでみてほしいです(誰目線…)。引用だけを読むのと、作品を通してその引用箇所を読むのでは、もしかしたら違う印象を持つかもしれません。いろんな人のいろんな感想を聞けたら、楽しそう。

騙されたと思って、読んでほしい!!!

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