見出し画像

とあるWTRPGプレイヤーの浅瀬商法(浅瀬作戦)

さて、WTRPGネタで結構ビューが増えたので需要あるみたいだし適当に書いてみるかというのが今回の企画です。
好評なようなら続編も出るかもしれないのでスキとかコメントとかお待ちしております。




で、今回のネタはお友達のいっちーさんが書かれていたこの記事のブルー・オーシャン戦略に関するお話しです。
やー、この関連は機会があれば書きたいとは思っていたネタであったりもしました。


ちなみに、いっちーさんはボイスドラマとかの関連もやられている方で、WTRPGとかPBWとかでキャラのボイス関連つけたりする時にはとても参考になりますぜ。
なので、他の記事も見とくのをオススメしときやすぜ。


浅瀬商法(浅瀬戦術)とは?

浅瀬商法・浅瀬戦術というのは、強大な主砲を擁する戦艦が入ってくれば座礁してしまう様な浅瀬で小戦力である駆逐艦で作戦展開するという様なお話です。

つまりは、人の来ない(≒来られない)場所で展開活動するというやり方です。

実例を挙げるなら、デパートの様な大規模商店が展開していくには効率の悪い狭いニッチな商材を小規模な商店が専門に取り扱って利益を上げるといった感じです。



エースパイロットといった一般的な路線

さて賢明なWTRPGプレイヤー諸兄はお気づきでしょうが、やはりWTRPGといった様な世界では「こんなキャラクターをやりたい」といった方向性はある程度固定化してきます。

まぁ、誰もが強い主人公ポジをやりたいよね……と

ですが、当然そんなレッドオーシャンでは埋もれて消えていくので、競合のいないブルーオーシャンでやっていこうとした訳です。

当時自分がやっていた「Catch the Sky 地球SOS」というWTRPGでは、ナイトフォーゲルという戦闘機からロボットに変形するという機体に搭乗して、宇宙からの侵略者であるバグアと戦うという世界観でした。

これで、強い機体に乗ってエースになろう……なんて事をしようとしたら、機体やアイテム等の強化でいくら予算があってもすぐに溶けてしまう様な状況でして……

当然、私もそんな潤沢な予算は無いので、持っている手札で戦わざるを得ないのでエースパイロットという道は避けて別の路線を探しました。



如何に自分の戦場を構築するか

さて、ここで問題になるのが何の分野で特化していくかです。

取り敢えず、どうしようかと悩んでいた所で見つけたのが、ナイトフォーゲルの機体の中にあった電子戦機です。

実は、当時「地球SOS」の前からやっていて同時進行していた「AFO」という中世や日本の戦国時代的なファンタジックな世界観のWTRPGがありまして、そこでPvPでの戦争が行われていた際に、戦争に於いて戦場での情報共有が極めて重要だという気づきがありました。

で、電子戦機と情報の共有を組み合わせて、大規模作戦という舞台で情報整理をしようというアイデアを思いついたのでした。

このアイデアの利点は、電子戦機というフレーバーを利用するだけであり。
その電子戦機もお手軽に入手できる安い(けど性能も低い)ものだという敷居の低さがありました。

そして、これは後に気づくことになりますが、情報・通信という戦場でのインフラ部分にもなってので、どこでも応用が利くというものでした。



構築した分野で如何にシェアを確立するか

さて、偶然にもゲームの初期の競合の居ないうちにこれに気づけて情報網という分野があることを示せましたので、ある種の先駆者、ファーストペンギンになれました。

誰も目をつけない分野でしたが、そこで成功して描写がされるとなれば他の方々も目をつけてきます。
それで、大規模作戦で雨後の竹の子の様に情報網が乱立するなんてこともあったなぁ……と(遠い目)

こうなると初動による有利はとれたものの、競合相手がどんどんと参入してきてブルーオーシャンは次第にレッドオーシャンへと姿を変えていきます。

そうなると次に必要だと考えたのは、他との違いを出す特別化です。
その為に、情報網の規格統一化を考えました。
(これが後には、傭兵の情報網が軍の情報網と統一化されるとは当時は思いもしませんでしたが……)

ある程度の規模のプレイヤーで組織される小隊に働きかけて、情報網を共用していくように調整していきます。

まぁ、ある一定の年齢の方でないとわからないネタですがド●モやA●にソフト●ンクで、回線争いをしてた時期に どこが一番大きくなるかの顧客囲い込みみたいなものです。
この調整が意外に面倒だったりで、最終的にはそこで専門的にやっていこうという人も少なくなり、また競合の少ない分野になります。

こうして、エースパイロットという分野は棄てましたが、情報という分野で自分のキャラを確立することができたのでした。
こんな風に、人が来ない分野を見つけて、そこでキャラ立てしていくという方法もWTRPGにはあるよー、という様なお話しでした。



最後にあの頃を思い出して……

とはいえ、当時はエースパイロットもやる、その上に他分野でも名をあげる。
そんなバケモノみたいな方々が沢山居たから、自分みたいな一般人にはそういった人が来ない分野に行って、一点特化で対抗するしか無かったんだよなぁ……と

まぁ、気分としてはこんな感じでしょうか


とはいえ、偶然も多々重なりましたが、
戦場いくさば戦場せんじょうにする」
みたいな事をやっちゃったのかなぁ? と……

多分、最初は三国志とか源平合戦みたいな戦場を、ナポレオン以降の数の支配する戦場にしちまったんじゃないかとか、ちょっとやっちまったかなぁ的なとこはありました。


いいなと思ったら応援しよう!