自分を認めないと老後はこうなると感じた出来事
こんにちは、
仕事カウンセラーのこずえです!
仕事の悩みを解決し、自分らしく働き理想通りの人生にするためのヒントを発信していきます!
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さて、、、
本業はケアマネですが
昨日は利用者、80歳の男性から何度も電話がありました。
電話にでると
「家族が僕のことを全く分かってくれない。
今家を飛び出して近くの公園にいる。
今まで娘には散々お金をあげてきたし
娘が離婚して自宅に帰ってきた時も、全部僕が養っていた。
それなのにあの態度は何なんだ。何で文句を言われなければいけない。
僕は本当に頑張ってきたのに、誰も認めてくれない。」
もうケアマネとして介護保険の相談の粋を超えて
悩み相談となっています。
この方とは約2年のお付き合いになりますが、信頼関係を構築するようになり、
家族には話せない悩みを、私なら聴いてくれると思い
相談をしてくるのです。
この方は
自分は頑張っているのに認めてくれない=相手が悪い
と思っているかもしれないのですが
まずは自分を認めることが大切だと思うのです。
・私はやるべきことはやった
・自分は子供の面倒をみた
自分をしっかり認めることができるならば、あまり他人のことが気にならないはずなのですが、
この方は昔から、貧乏な家庭に育ち
仕事で誰かの期待に答えることによって
安心感や充実感を得ていたのだと考えられます。
80歳になって
家族との喧嘩や不満によって、こんなに頑張ってきた自分が
なぜ、言われなければいけないのか?
と自分に自信がなく、自分を苦しめているようにも思えたのです。
せっかく長い間、ずっと長く仕事をして、家族を養ってきた結果が
利用者の暴力(次女をたたいてしまったそうですが、怪我をするほどでもなかったそうです)
をしてしまったせいで、家族の絆は一気に崩れ落ち、家にいることもできない状況。
日中はこんなに暑いのに、外に出て、家族と離れた時間を作っているそうです。
年を取れば勝手に自分を認められるようになるのではないのです。
若い時から自分と向き合いつづけ
自分を受けいれられている高齢者は、顔色もよく、家族の関係は良好です。
だからこそ、80歳の男性は
自分の本音はどうなのか?
このままの自分で良いと受け入れることが大切なのかなと思うのです。
そして、自分を受け入れたあとは
家族に
「暴力をしてしまったことはごめなさい。だけど、お父さんは
悲しい気持ちを感じていた。これからは〇〇していこう。」
なんて一言、自分の思いを家族に言えたら、どんなに自分が楽になるだろう~と思いますが
昭和世代の方ですし、そう簡単に家族に弱音も吐けないのだろうと感じています。
若い時にカウンセリング(昭和で言えば人生相談?)を受けていたら、また違った人生だったなのかな・・・とも思うのです。
自分の弱いところ、ダメなところ、否定するところがあっても
それでも自分なんだと自分を受け入れることができれば
人に対してあの人は〇〇だ。なんて感じることもなく、
自分らしく接することができます。
老後になれば何かが変わるわけでもありません。
だからこそ、自分らしく生きるために、
まずはそのままの自分を受けれいることが大切だと
この利用者の方を通して改めて感じました。
読んでいただきありがとうございます。
今回の音声配信はあんなに苦手だった上司から相談されるような関係性になれた理由をご紹介しています!
良かったら聴いてみて下さい(^^)
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