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コロナ入院…2日目  楽しみがあれば…辛くても待てる2108/28

体温38.5度 酸素濃度89~91

「酸素濃度低いですね酸素吸入しましょう」

ベッドの横にある酸素吸入のカバーを外し容器が付けられた。そこから鼻にチューブで送られ鼻から吸うと酸素が吸入される。

体のまわりがコードやらチューブだらけで、少し体勢変えるとどれかに引っかかった。

午前中

先生が来られて薬の治療と並行して点滴開始となること伝えられた。「基礎体力持ってないと副作用出た場合のリスクが高くなります。さいとうさんは少し安定してきましたので開始しましょう」

まず点滴前の注射を打つ。「少しゆっくりしてくださいね」

看護師さんがベクルリー点滴静注液を準備されている。

そしていよいよ点滴開始。この時の看護師さん…いつも明るい。防護服でされているので暑いだろうに…。

静脈注射とは血管内に直接薬液を注入する方法で、静脈内に入った薬剤は全身から戻った血液と融合し、1分後には動脈を介して全身に達するらしい。


12:00

体温37.1度 酸素濃度92 

昼も完食し昼寝…落ち着いてきた。


18:00

体温36.4 酸素濃度94

数値がどんどん良くなる…同時に体も楽になっていく…。

寝られる時間も増えていく…。


安心も増えるが、、、。
う~ん、人は病の時…極端だろ?と感じるほど気持ちが弱くなるときがある。
持病持ちで急変を体験してきたコロナ。どうしても、これからますます大変だー、なんてことを考えてしまう。
退院してからの大変さも考えてしまうと1つも良いことはないんじゃないか?

ほとんどすべてを病院の先生に委ねているとき、家族には何を求めているんだろうか?

一番楽しいことだろう。ただ楽しいこと。
退院した後、一緒に楽しい食事を囲むこと。もちろん恋人や友人でもいい。大好きで大切な人と一緒に楽しい時間を過ごすことなのかな、と思う。

だから、今を…待てる。

よ~し、おかづ待っとけよー!

ん?おい…?、忘れてないやろな…?


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