【視聴方法比較】GAP The Series(ギャップ・ザ・シリーズ)の日本語字幕や日本語吹替での視聴方法
GAP The Series(ギャップ・ザ・シリーズ)を視聴したいため、視聴方法について調査した事を覚書として残しておきます。
サブスク契約等に悩んでいる方の参考になればと思います。
かんたん比較表
様々な検討要素があるので、比較しやすいようにした。
【視聴方法 その1】YouTubeとNekoCapで視聴
NekoCapとは、ユーザーがアップロードした字幕データを動画配信プラットフォーム上のコンテンツと連動させるサービス。
いくつかの動画配信プラットフォームに対応している。
NekoCap上にはファン有志による様々な言語の字幕データが多数作成・アップロードされている。
「GAP The Series」の字幕データについても全話の作成・アップロードがされている。
ただし、この方法の場合は、YouTube利用規約・著作権等の法律・セキュリティリスク等に対し、多くの問題がある。割とリスキー。
利点
無料での視聴が可能
無料で視聴ができる。
ただし、特殊な手順が必要である事、場合によっては手順内で課金が必要。
様々なタイドラマの字幕が豊富
ファン有志による字幕データを作成が盛んに行われている。
外出先でも見ることが視聴可能
NekoCap上のコンテンツのURLを知っていれば、外出先でも楽しむことができる。
欠点
通常の手順では視聴が出来ない
現在では「GAP The Series」は日本においてはジオブロックの対象となり、視聴する事ができない。
ジオブロックとは特定の地域へのアクセス制限を行う仕組み。
ジオブロックを回避するには、地域を偽造するために、VPNサービスを利用してYouTubeへ接続する手順が必要。
著作権侵害コンテンツの可能性が高い
NekoCapへアップロードされた字幕データはファン有志によって作成されたもの。
このデータは著作権元から正式に翻訳に関する許諾が取れていない状態で作成・アップロードされており、法律に違反している可能性が非常に高い。
アップロード者へ質問をしたところ、回答をいただいた。内容について整理したところ、公開している物全てが許諾なしの状態でアップロードされていると判断。
タイと日本はベルヌ条約加盟国。A国の著作物をB国で翻訳する場合、著作者の許可を得なければならない。
著作権法においては厳格な管理下にあり、著作者の許諾が必要。
字幕データのアップロードにおいて、実際に過去複数件の逮捕事例がある。
YouTubeの利用規約を複数違反している可能性が高い
複数の利用規約を違反している可能性が高い。
1つ目は、法律を遵守する限り利用できると記載があるので、YouTubeの利用規約違反の可能性が非常に高い。
2つ目は、サービスの一部を無効化する行為なので、VPNサービスを利用してジオブロック回避することは、YouTubeの利用規約違反の可能性が非常に高い。
利用規約違反の場合、最悪アカウント停止処分となる可能性もある。
セキュリティリスクが懸念される
VPNサービスによっては、情報漏洩やハッキング等の被害に遭う場合がある。
信頼できないVPN運営者の場合、ユーザーの通信ログを保持し続けたり、第三者へデータを提供されてしまう場合もある。
信頼性の低いVPNサービスは、暗号化強度が弱かったり、マルウェア等が仕込まれている可能性がある。
倫理的な問題を指摘される可能性がある
著作権侵害コンテンツをダウンロードする際は違法ですが、ストリーミングの場合は今のところ罰則や規定が存在しない。
ただし、YouTubeの利用規約違反であること、著作権侵害に該当するコンテンツであること、そして著作者の意思に反する行為であることを踏まえると、他者から倫理的な問題を指摘される可能性がある。
サービス稼働状況に左右される
動画共有プラットフォームや動画配信プラットフォームの場合はサービス終了した際に視聴できない可能性がある。
サーバー障害時やメンテナンス時にも視聴できない可能性がある。
【視聴方法 その2】動画配信プラットフォームで視聴
動画配信プラットフォームへ月額課金して楽しむ方法。
字幕版と吹き替え版の両方が楽しめる。
アニプレックス(ALiL)から許諾を受けている日本語版「ギャップ・ザ・シリーズ」。
すぐに視聴できる方法としては、最も安全で、且つ手順も少ない。
利点
字幕と吹き替えの両方が楽しめる
FOD・DMM TV・TELASAの全てが字幕版と吹き替え版を取り扱っている。
1つの動画配信プラットフォームの月額課金で両方楽しむ事ができる。
プロによる翻訳を楽しめる
プロならではの細やかな配慮や翻訳表現を体験できる。
制限文字数の中で簡潔に、より効果的に意味を伝え、視聴者が読むのに無理のない速度で字幕を流し、映像と一致するよう工夫している。
微妙なニュアンスの違いを適切に表現し、視聴者にとって読みやすい文章を作成している。
吹き替えによって作品により集中出来る
字幕版では、字幕を追うために画面から字幕に視点を移す必要があり、細かい描写を見落とすことがある。
吹き替え版ではその必要がないため、細かい描写に集中して楽しむことができる。
他の有料コンテンツが楽しめる
他にも、許諾を得て配信されている様々な映画やドラマ、アニメも楽しむことができる。
TELASAでは国内独占配信をしている「The Loyal Pin」という作品が楽しめる。同作品の主演女優2名が演じている別の作品。
DMM TVではBL・GLカテゴリが新設されたので、今後追加されるGL作品も楽しめる。
FODでは雑誌読み放題。毎月100ポイント付与されるので、貯めれば漫画・書籍が読める。
法的にも安心して楽しめる
著作者から正式に許諾を得て配信しているため、法的な観点で見ても安心して楽しめる。
倫理的な問題を指摘される可能性は低い
正規ルートで許諾を得ているコンテンツを楽しむことで、倫理的な問題を指摘される可能性は低いと考えられる。
セキュリティリスクが低くなる
VPNサービスを利用せずとも、動画配信プラットフォームから直接視聴でき、マルウェア等の危険が低く、安心して楽しむことができる。
欠点
毎月一定の金額がかかる
現在配信している動画配信プラットフォームはいずれも月額課金制のため、毎月一定の金額がかかる。
サービス稼働状況に左右される
動画共有プラットフォームや動画配信プラットフォームの場合はサービス終了した際に視聴できない可能性がある。
サーバー障害時やメンテナンス時にも視聴できない可能性がある。
【視聴方法 その3】Blu-ray Disc BOXを購入する
日本版制作元のアニプレックス(ALiL)からBlu-ray Disc BOXが発売される。
購入方法によっては特典が付いてくる。
利点
購入方法によっては特典が付いてくる
店舗共通特典・店舗別購入特典が付いてくる。
詳しくはhttps://gap.alil.jp/package/から確認できる。
字幕と吹き替えの両方が楽しめる
字幕と吹き替え版に対応。
字幕では日本語字幕・英語字幕に対応。
音声ではタイ語音声・日本語吹替音声に対応。
プロによる翻訳を楽しめる
プロならではの細やかな配慮や翻訳表現を体験できる。
制限文字数の中で簡潔に、より効果的に意味を伝え、視聴者が読むのに無理のない速度で字幕を流し、映像と一致するよう工夫している。
微妙なニュアンスの違いを適切に表現し、視聴者にとって読みやすい文章を作成している。
吹き替えによって作品により集中出来る
字幕版では、字幕を追うために画面から字幕に視点を移す必要があり、細かい描写を見落とすことがある。
吹き替え版ではその必要がないため、細かい描写に集中して楽しむことがある。
サービス稼働状況に左右されない
動画共有プラットフォームや動画配信プラットフォームの場合はサービス終了した際に視聴できない可能性がある。
サーバー障害時やメンテナンス時にも視聴できない可能性がある。
一方、ブルーレイディスクの場合は、サービスに左右されずいつでも視聴する事ができる。
損傷が起きない限りはいつまでも楽しめる
適正な保存環境で管理すれば、損傷が起きない限り、いつまでも楽しめる。
法的にも安心して楽しめる
著作者から正式に許諾を得て販売されているため、法的な観点で見ても安心して楽しめる。
倫理的な問題を指摘される可能性は低い
正規ルートで許諾を得ているコンテンツを楽しむことで、倫理的な問題を指摘される可能性は低いと考えられる。
セキュリティリスクが低い
ブルーレイディスクでの直接視聴なので、マルウェア等の危険が低く、安心して楽しむことができる。
欠点
外出先での視聴が出来ない
外出先で視聴したい場合は、ポータブルブルーレイプレーヤーが必要。
リッピングと言い、データを抽出してスマートフォン等に保存を行えば、外出先で視聴する事は可能ではある。
しかし、リッピングを行うことは個人利用であっても違法。
一度の出費額が一番高い
全ての視聴方法の中で一度の出費額が最も高い。
他サービスを継続課金した場合と同金額まで追い付くには数年間視聴する必要がある。
物理的に場所を取る
4枚組のBlu-ray Disc BOXなので、物理的には場所を取ってしまう。
理解がない方にパッケージ見えると気まずい
昨今LGBTQ+への理解が深まってきたとはいえ、まだまだ理解していない層が存在する。
比較的一目でジャンルが分かるパッケージデザインではあるので、理解していない方々に見えた場合には少々気まずい。
個人的な見解など
採用したい視聴方法
【視聴方法 その2】を採用したい。
【視聴方法 その1】についての見解
リスキーだと思ったので、選択肢からは速攻外した。
情報収集している中で、字幕データのアップロードで逮捕事例が出てきたりと知れば知るほど冷や汗。脱法字幕。
国内での逮捕事例があることを知ると、翻訳をファンアートなどの二次創作物と同等として取り扱えるかは判断できない。
VPNについては、完全に個人用端末として切り離している物でないと、万が一何かあった場合にご迷惑になりそうなので、手は出さないでおこうと思う。
【視聴方法 その2】についての見解
信頼出来るVPNサービスが有料だった場合に、動画配信プラットフォームの課金額と近い。
VPNサービスと同じくらいの金額で、著作権侵害・セキュリティ、倫理的指摘のそれぞれのリスクを抑えられるのが、非常に熱い。
【視聴方法 その1】で発生するリスクを加味すると、初めから動画配信プラットフォームで月額課金をしてしまった方が、長い目で見た場合に安いと思った。これも熱い。
著作権元が日本企業と交わした契約を尊重する事も出来る。良い。
現在は順次配信なので、全話公開された後に月額課金をして一気見などすればコストを削減できそう。
他に面白そうなコンテンツが見つかればむしろ安いので、そのまま課金しても良し。
【視聴方法 その3】についての見解
DMM TVの月額課金の3年半分。値段が高すぎる。
既存のコアなファン向けな感じかな。ファンなら特典付いたら嬉しいのかな。
サービスに依存しないというDVDやブルーレイならではの良さを知れたのは大きかった。
外出先でブルーレイポータブルレコーダーを手で持って見てる姿は少々シュールかも。
その他
著作権には基本国境がないらしく、様々な条約や協定等により、著作物が守られている。通常であればなかなか気にしない著作権問題は調べる程興味深かった。思ったよりシンプルとは言え、それでも複雑(?)
大真面目に覚書書いたら、5,000文字弱にもなってしまって、自分で笑ってしまった。でも後々見直せるのでこれで良し。