鎌倉へ行ってきました〜画像多め&忘れ得ぬ体験談つき〜
10月の連休中、鎌倉へ遊びに行ってきました。
まずは長谷寺へ。
今回の目的の一つ、写経へと向かいます。
写経は初体験。
ドキドキしながら伺いました。
連休中で混むことを想定し、受付開始の9時少し前に到着。
結果一番乗りでした。
般若心経を、1時間強かけてじっくりとなぞってきました。
集中しつつも、自分の字の下手っぷりが気になりましたね…。
(基本的にはすべてなぞればいいのですが、最後にお願い事や住所氏名を自分で書きます)
続いて弁天窟へ。
中は薄暗く、たくさんのろうそくが納められていて、とても神秘的な雰囲気です。
でも、それぞれの仏様はなんだか可愛らしかったです。
見晴台からの眺め。
「鎌倉殿の十三人」ファンなので、由比ヶ浜と聞くと、義経と静御前の赤ちゃんが善児に連れ去られたシーンを思い出してしまいます。
つづいて、いよいよ本堂へ。
観音様にお参りします。
2021年に造立1300年を迎えたというこの御本尊「十一面観世音菩薩」さま、「特別参拝 御足参り祈願」というものをやっていました。
動画はこちら。
あまりこの「特別参拝」を意識せずに行ったのですが、いざ観音様を目の前にしたら、
「どうしても、このお御足に触れたい…」
という思いをこらえきれなくなりました。
参拝料1000円を払い、手ぬぐいを授けていただきました。
感染症対策のため、この手ぬぐいの上からお御足に触ります。
観音様の前に行くと、お坊さんが立っておられて、いろいろ細かい指示を出してくださいます。
「では、お願い事をしながら、お御足に触れてください」
と言われ、
「よーし、いろいろお願いしちゃうぞ!」と煩悩満々。
お経(真言?)が始まりました。
ところが。
いざ、お御足に触れた途端、言葉では言い表すことのできないエネルギーが両手から自分の中にものすごい勢いで流れ込んできたのです。
なんとかして言葉にするなら、「愛」。
観音様の愛です。
隣で一緒にお御足に触れている夫や、子どもたちと出会わせていただいたことへの感謝、生きていることの感謝が溢れ、涙が出てきてしまいました。
一瞬にも永遠にも感じるような時間が過ぎ、あっという間にお経は終了。
とても、願い事をするどころの騒ぎではありませんでした。
終了後はしばし放心。
誤解のないよう書き添えますと、私はこれまで、神秘的な体験なんて一度もしたことはありません。
霊感のかけらもありません。
信仰心といっても、
「お寺や神社の雰囲気が好き」
「なんかいい”気”が流れてる気がするよね~」
「御朱印集めるの楽しい」
といったミーハーな気持ちがむしろ勝ってしまうタイプ。
そんな凡夫の極みである私でも、お御足に触れた瞬間にものすごい「愛」をくださった観音様。
本当に、忘れられない体験でした。
ぼーっとしながら境内を散策。
御朱印帳をちょうど使い切るタイミングだったので、新しく長谷寺で買い求めました。
長谷寺をあとにし、ランチタイム。
カフェ 坂の下にお邪魔しました。
お腹いっぱいになったあとは、再び江ノ電に乗り、鎌倉駅に戻りました。
安定の小町通り散策。
鶴岡八幡宮にお参りしました。
最後にMUJI Cafeでまったり。
ゆったりと楽しい1日を過ごしました。
鎌倉、やっぱりですね~。
また近々行こうと思います。