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【詩】 まくら

もふぁもふぁとした
羊の雲のうえに
寝ている気分
ようやく一息つけるよ
大きく切取られた
夜景から
クラクションの赤い音が
かすかに…

笛を吹く吹く
顔の見えない大人たち
これからここに
宿が建つと聞いた
遠足のリュックみたいな
空地が消える
大人は
音色を残して去った






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