1年に1回の闇
今年の誕生日も、夫にお祝いしてもらいました。嬉しいけど、子供の時のような感覚じゃない。
誕生日は、いつも従姉妹の子と合同だった。自分の誕生日にわたしのためだけに用意された会は行われたことがない。
夏休みは、必ず母の実家に帰っていて、まず父とは会わない。
誕生日だからと何かあるわけでもない。だから、父はわたしのちゃんとした誕生日なんて幼少期から覚えていない。家族3人で過ごしたことはない。
いつもなんとなくどこかの家族(従姉妹の家族)に入れてもらってるっていう感覚。
子供の頃は気が付かなかった。わたしは、ものすごく疎外感を感じていたし
すごく嫌だったし、寂しかった。羨ましかった。家族で夏休みに海に行ったり、ホテルのプールに遊びに行ったり。
そんなことしたことなかった。
母がエホバの証人になって、親は好都合だった。
父は、誕生日を覚えていなくていい。どこかに連れて行く必要もない。
親に従順でありなさいという無敵の言葉で子供をねじ伏せて、生意気な(と親が判断する)態度や言葉遣いをすると
叩いたり。無視したり。アザになるまでつねられたり。
誕生日の次の日 母からメール「元気ですか?」
今年も自分の誕生日に「産んでくれてありがとう」といういい子ちゃんの時のルーティンだったメールを送っていないから。
ごめん。ぶっちゃけ産んでくれてありがとうなんて今は思ってない。
自分のことが心底可哀想だと思う。
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